Sunny Record

深夜アニメ・ラブライブ!の感想等…

小原鞠莉ちゃんって、どんな女の子だろう。

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ゴールド・エクスペリエンス。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はいどうも、おはようございますこんにちはこんばんは初めまして毎度どうも、Sunny Roadです。

・・・いやあ、最早何も言いませんよ。約1ヶ月もの間何怠けてたんだと叩かれもせずただただ呆れられて見捨てられてるだろうと思いますし、その実全く何も言い返せないぐうの音も出ない出るとしたら土下座陳謝泣き寝入りくらいという、ね。いやもうマジで、遊び呆けていました。正直に書きます。サボってましたよ。冨樫もびっくりのサボりっぷり。

 

何回謝ればいいか分かりませんし、ぶっちゃけどうせ読者なんていないんだろうから今更平謝り書き重ねなくてもええかー(ヘラヘラ)クソ開き直りからブログ書き始めようかとも考えたのですが、チラとアプリを開くと何とこのブログ、読者がごく僅かですがついてるんですねぇ。再三再四書くようにこのブログは自己満足ブログなので誰かに何かを発信する訳でもない自由な掃き溜め的サムシングとして自分は考えてるのですが、

こうも、こうも「読者がつきました」と通知が来られると本当に今までの怠惰に申し訳なさがつきまとう。更新せず遊んでばかりで本当にごめんなさい。全て自分の心の弱さ、怠け癖が原因です。虚言癖もいいとこですね。

 

安定を求めて、新規記事を書き始める些細な一歩すら踏み出せない、24歳にしてブログ一つも定期的に続けられないクソ野郎のブログをご覧くださりありがとうございます。何年経っても自分の性格が大嫌い。もう何というか、言い尽くせないし平謝りだけで以前のように謝罪ブログ一本書けちゃうのでもうこの辺で切ります。

今年中にメンバー9人+α掘り下げシリーズは完遂させようという所存ですので、どうか長い目で見守ってやってくれれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて!Aqoursメンバー掘り下げシリーズ、最早完全に旬の時期を逃したクソレイジーブログシリーズ、略してクソレズですが3人目は〜〜〜〜、小原  鞠莉ちゃん〜〜〜!!!!!ヒューヒュードンドンパフパフーーーー!!!!!

そんな訳で前回書いていた1年生3連チャンとはなりませんでしたねー。別に誰も予想も期待もしてないと思うんですが、これで次も誰が来るか全く予測不可能となりました。このまま3年生3連チャンに転がるのか、Guilty Kissにリーチがかかって梨子ちゃんでビンゴとなるのか・・・果たして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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・プロフィール

 

 

小原  鞠莉

 

(CV:鈴木  愛奈)

 

 

 

・学年…高校3年生

 

 

・誕生日…6月13日

 

 

・星座…双子座

 

 

・血液型…AB型

 

 

・身長…163cm

 

 

・スリーサイズ…B87/W60/H84

 

 

・趣味…ヨガ・乗馬・スポーツ

 

 

・特技…柔軟・歌

 

 

・好きな食べ物…コーヒー・レモン

 

 

・嫌いな食べ物…納豆・キムチ

 

 

・イメージカラー…バイオレット

 

 

・所属ユニット…Guilty Kiss

 

 

 

リゾートホテルチェーンを経営するイタリア系アメリカ人の父を持つハーフ。明るく個人行動が多い。どんなことがあっても絶対にめげず恐れを知らないチャレンジャー。

 

 

 

例の如く随所随所でプロフィール抜粋。

 

デ、デカい。

いや何とは言いませんけど、全体的にデカい。小原鞠莉ちゃんです。イメージカラーはパープルではなくバイオレットなのでこっちの文字色にしたかったんですけど、あいにくこっち聖良さんを書く時用に使おうと決めてたので、希ちゃんと同じくこっちの文字色で。自分でもよく間違えます。何のこだわりやねん。

 

一言目がデカいっておいおい女の子に対して失礼だろと思うのですが、いやあそれでもルビィちゃんの後だと余計にね。たった2年でこれほどまでに格差が出るのか。とはいえ鞠莉ちゃんのこの弾けるようなプロフィールは恐らく外人枠というところを考慮しての、所謂外人体型を模した部分が大きいと思うんですよね。とするとこれはやはり必然的に先代μ'sの外人枠、絢瀬絵里ちゃんの後釜として踏襲してる部分が非常に多いのかなと。爽やかな色味の金髪、トップの座は依然希ちゃんが握りつつも、それでもかなり豊満なお胸、ヒップも大きめな抜群ムチムチプロポーション絵里ちゃんもアニメ本編で穂乃果ちゃんに惚れ惚れされてましたが、やはり外人枠ってアイドルにとってチートすぎる。男なら誰だって目が奪われるボディですよ。はーやめたやめた。こんなんズルだよズル。先生に言ってやろ。

それに加え明るく自由奔放、豪胆でアウトドア派の性格、家元を恥じぬお金持ち、音楽はインダストリアルメタルが好きと本格的に日本人離れした要素が揃っていやがります。後これはアニメやドラマパートで顕著ですが「デース!」「マース‼︎」「後はナッシングデース」「とびっきり美味しいシャイ煮はヒアだよ〜!」といったような、所謂ルー語のような独特なカタコトが特徴的で、要するに黙ってても喋らせても強烈なインパクトを与える女の子といえますね。

 

 

 

 

 

 

・アニメ化前の印象

 

 

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おおよそは↑で書いたような、「これまた強烈な外人後釜枠をこしらえてきたなぁ〜」という印象だったんですが、自己紹介にしろメンバーエピソードにしろポツポツと感じていたのが一つ。

絵里ちゃんのようなクォーターではなくハーフなのでその外人色が非常に色濃く残っており、絵里ちゃんこそアニメではロシアかぶれと言われるくらいの日本人寄りの親近感や温かみがまだあったものの、その辺りのこちら側が感じる印象が彼女と比べ薄味になってて「この娘若干敬遠されそうやなぁ」と思ってました。日本人ってぐだ巻く割には何だかんだ潜在的愛国心強かったりするからね。外人コンプとも言うけど。

短期留学した経験もあってか個人的にはこういうオープンな女の子は全く抵抗無く好きです。特にGuilty Kissでの、挑戦的で蠱惑的にfall in loveを歌う彼女の大胆なところは寧ろ聴く度にニヤッとしてしまうほど。楚々と咲き、淑やかに舞い、脆さ儚さを嘆き、繊を彩るような日本人の美的感覚が根強くそのままそれが女の子の好みになってるような人には少し合わないかもだよなぁ〜とぼんやり思ってたんですが・・・うーんこれ言っちゃっていいのかな、センター総選挙にその辺の予想が反映されちゃってる節が無くはないですね。もっと人気出ろ。後どうでもいいですが、「こういう女の子ほど実は迫られると弱い乙女な部分がある〜」なんてよく2次創作や妄想で付け加えられがちですが自分は徹頭徹尾アグレッシブなスタンスでいてほしい派。スクフェスでパートナーにタッチした時の反応の「甘えてるのね・・・」がハァンってなる。しゅき。

 

それと、まあ電撃G'sも履修済みの方はご存知でしょうが鞠莉ちゃんスクールアイドルに最初興味が無く、応援してるわ、チャオ〜☆とばかりに傍観しています。個人行動が多いという性格設定に則ってる故だと思うのですが、後のエピソードで千歌ちゃんの駄々っ子らしいしつこい勧誘により加入するまであまり他メンバーと絡んでません。それもそのはず、電撃G'sの初期設定では彼女は海外から内浦にやってきた転入生で、果南ちゃんが淡島でマリーお嬢が乗馬してる様子に「うっはwwwマジ鞠莉△www」と驚いてるくらい。つまり、ダイヤちゃん、果南ちゃん幼馴染なのはアニメで変更された設定です。

それらの証拠に1stシングル君のこころは輝いてるかい?のPVでは、アニメとは違い彼女は遠くから他メンバーを意味深に見つめ去っていく役回りでした。いやあ自分、アニメ化するまでPVアホほど見直してたんでそのイメージが殊更強かった分、アニメで改変されて衝撃を受けたんですよね。悪い意味じゃなく。1期1話はまだヘリの中から遠巻きに見ているのみでしたが、3話でそこかしこで後のAqoursメンバーに絡みまくって「うせやろ・・・絡みまくってますやん」って愕然としてね。まあ言わずもがな、もう一つ衝撃的な改変が彼女にはあったのですが。

どちらが好きかと言われると困りますし、実質素の性格自体はアニメとあまり差異が無いように感じられるのでどっちも、で。そんなこともあってか、鞠莉ちゃんAqours一番アニメ改変が激しいメンバー、と自分の中で勝手に思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

・アニメ1期

 

 

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アニメの鞠莉ちゃん、ねぇ。正直、アニメでのこの娘を語り始めると止まらなくなるくらい大きく多いエモーションが彼女に渦巻いてしまっているので、はてさてどこから話してどうやってまとめようか迷ってしまいます。つまりそれだけ、アニメで鞠莉ちゃんをより一層好きになった。ありがとう。

 

やーほんと、どこから話そう。迷うなぁ。んーと。

 

まず、上でも書いたんですが鞠莉ちゃんはアニメで非常に改変された部分が多い。ダイヤちゃん、果南ちゃんらと幼馴染であることは1期中盤で明らかになりましたが、他にも2つ。浦の星女学院の理事長(兼生徒)であること、初期設定の外人色がかなりの部分で鳴りを潜めたことが自分の中でショッキングでした。Party shocking party。

 

1期3話でまず唖然としたのは当然、理事長就任ですよね。アニメサンシャイン‼︎1期本放送当時、自分は今思えば色んな心情・・・ワクワクと名残とその他諸々が渦巻いたまま観てたんですが、1話や2話でラブライブ!において重要なワード廃校危機が出てないながらも「どうせまた廃校ピンチでラブライブ大会優勝を目指す物語なんやろなぁ」と薄々感じて観てたんですが、まさか後のメンバーとなるであろう女の子が、何があってか学校のトップにいきなり君臨してコントロールを握るとは当然思わず、初見時思わず「こんなんチートやん、はい廃校阻止終了終了」と声に出ましたよね。いや今考えてもなろう系チート設定じゃん。いきなりステータスオールMAXでしょ?はい終わり終わり!閉廷‼︎

 

ですがそんな現実離れ、高校生離れした異例の登場とは相反するかのように、話数が進むにつれ鞠莉ちゃんはとても人間臭い、地に足が着いた女の子であることが明らかになり、それでいて理事長という肩書きも必勝を標榜するような強いものではないと知り、おまけに外人色が随分と丸くなって描かれたことにより、鞠莉ちゃんという人物は自分にとってかなり近しく、理解の範疇に含まれる女の子なんだなと思い改めました。アニメ2期ではその理事長というポジションがただの出オチではなく、正に理事長兼生徒である一面をガンガンに押し出していますね。

 

 

 

 

 

 

・Take me Out to the Shiny

 

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アニメ1期の鞠莉ちゃんを語るにあたって、根幹、キモとなる部分は当然1期9話未熟Dreamerです。

この9話は言わずもがな1期屈指の名作回であったと言える「3年生回」であり、それまでの回で少しずつ散りばめられていたダイヤ、果南、鞠莉の幼馴染3年生が過去に何があったのか、何故その人を想ったのか、そして現在どのように加入していったのかが演出とキャストの名演技を総動員して非常に感動的に描かれた回で、当時多くのラブライブ!ファンがその友情の輝きに涙を流し、Twitterやブログや2次創作に思いを書き(描き)まくったことでしょう。細かいアラの部分を感情の勢いで吹っ飛ばすのがアニメラブライブ!なので勿論色々賛否両論はあったものの、自分としても凄まじく思い入れが強く大好きな回です。なのでこのチャプターでは9話を中心に鞠莉ちゃんを思います。この9話は3年生3人の各々の視点で見えてくるものが全く違ってくるので、あくまで彼女視点で。

 

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鞠莉ちゃんは元々、今のようなポップコーンが弾けたような軽やかさや明るさを持ち合わせた女の子じゃなかったと思うんですよ。それは1期9話で彼女が転校してきた時に強張った表情をしていたことからも明らかですし、2期では彼女自身、"小原家"というしがらみに囚われていた、少し気の弱いお嬢様だったと口にしています。

では、そんな彼女を誰が変えたのか。言わずもがな、果南ちゃんですよね。家柄も環境の違いもまだ何も知らなかった幼き頃の果南ちゃんが主体に、ダイヤちゃんも加わって彼女を"外の世界"に連れ出しました。まだ彼女らがホテルオハラの噴水を見上げるくらいの背丈の幼い頃。目を輝かせてあんな所やこんな所まで遊びに行って、はしゃぎ回って、冒険して。当然気品・気位の高い小原家の親御さんは心配半分ブランドイメージ半分くらいの面からおてんば鞠莉ちゃんを外に出させないようにします。だけど彼女はそんな障害からもするりと抜け出し、2人と遊ぶことに没頭しました。果南ちゃんが彼女に近しくなればなるほど、親御さんが彼女を抜け出させぬよう彼女の部屋の階数が上がるのは皮肉なものですよね。だけど小原鞠莉は、どんな手を使ってでも抜け出した。それくらい、果南ちゃんダイヤちゃんと遊ぶことが楽しくて、どんなことよりも楽しくて。人生で何よりも大切な宝物の日々だと感じていました。

そんな鞠莉ちゃんは、囚われ姫である自分に"外の世界"を教えてくれた果南ちゃんに影響され、ちょっぴり強情で何があっても諦めない、強気でオープンな性格に変わっていきます。今この時に全力で踏み出して、やってみて、後悔しないように楽しむ。果南ちゃんがその眼を輝かせて全身全霊で何かに取り組み、自分たち2人を巻き込んでいくその時間が何よりも大切で、暖かかった。変な意味じゃなく、鞠莉ちゃんにとって果南ちゃんは身近な恩人であり、不屈のヒーローのような存在だったんじゃないかなと思います。自分は無闇に百合CPで恋愛的にひっつけたりはしないよ。

 

 

未熟Dreamer

 

 

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スクールアイドルで廃校(統廃合)危機の浦女を救おう。1期9話では高校1年生当時の果南ちゃんがスクールアイドルのことを鞠莉ちゃんにそう切り出して勧誘していますが、当然果南ちゃんが最初からスクールアイドルに興味があるとは思えません。この辺はダイヤちゃんの入れ知恵なんでしょうね。恐らく統廃合の噂がその頃からあって、千歌ちゃんみたくミーハー心がぴょんぴょんしたダイヤちゃんがμ'sのようにわたくしたちも‼︎と夢抱いたとか、そんなところ。

あまりに自分に無縁な分野への唐突なお誘いに鞠莉ちゃんは当初お誘いを断っています。この辺は電撃G'sと似通ったところがありますね。ですがそこはそれ当時の果南ちゃん、有無を言わさず強引に彼女を(物理的にも)捕まえます。その実、鞠莉ちゃん本人も割とまんざらではないんじゃなかったのかなって。まんざらじゃないというか、身近な恩人、自分の中のちょっとした憧れであった果南ちゃんの、力になってあげたかった。ずっと断り続けていた、という言から察するに、恐らくその頃から、もっと言えば高校に入学する時から海外留学の話は彼女の元に来ていたと思います。だけど彼女は果南ちゃんダイヤちゃんと過ごす時間が楽しいが故に、留学を蔑ろにしないまでも引き延ばしにしていた。まさか本当にこんな荒唐無稽な活動で学校の危機を救えるとも本気で思ってなかったけど、大切な人の助けになれるのなら、全力で協力しよう。そこにあなたの"気持ち"があるのなら、自分はそれを追いかけたい。

自分の立場や、自分の将来のことがどう待ち構えようとも、"今"を全力で楽しみたい。

 

 

 

 

 

 

「私、スクールアイドル辞めようと思う」

 

 

 

 

 

 

 

それは唐突でした。その瞬間、全ての時間が止まり、音が静止し、光に熱を感じなくなった。あまりに唐突に、彼女が慕って信じていた「何事も諦めない松浦果南が、音を立てて崩れた。まるで青天の霹靂のようにあまりに突然だった為に、引き下がることも、問い質すことも、憤ることも、嘆き訴えることもできず、呆然と、ただ呆然とスクールアイドルの衣装を大事そうに掲げることしかできなかった。珍しく冗談を言ってるのかとその場にいたダイヤちゃんを見つめても、彼女も果南ちゃんと同じ、あの頃の笑顔はそこには無く、苦しそうに俯くばかり。

 

「終わりにしよう」

 

小原鞠莉は、たった一言でその全てを失った。

 

 

上述したようにこの9話はあくまで鞠莉ちゃん視点で見るので、この果南ちゃんの発言の裏事情については掘り下げシリーズ果南ちゃん編で書きますね。

実際のところ、この発言の明確な引き金となったのはラブライブ予選での鞠莉ちゃんの足のケガ(後にこのケガの発端となるものも判明します)が原因だったと描写がありますが、鞠莉ちゃんにとって足のケガは本当に些細で、大したアクシデントでもないちょっとした出来事だったんだと思います。かなり痛そうにはしてたけど、じゃあ何故?放っとけばパフォーマンスに影響が出て後遺症も残って事故になってと確かにダイヤちゃんの忠告は正論ですが、そんな理詰めの忠告で果南が尻込みするはずないと、鞠莉ちゃん自身が信じていたからです。現にその後の描写が無いことから彼女の足は完治したみたいですし、ちょっとしくじったけどまたスクールアイドルは続けられる。時間はある。その程度に彼女は考えていました。

だけど果南ちゃんは、違うところを見ていた。今じゃなく、もっと遠い先のこと。ケガをした足じゃなく、その足で彼女が本当に進むべき道の方を案じていた。

 

 

急転直下で突きつけられた解散宣言に彼女は呆然とします。嫌だ、離れたくない、側にいたいという気持ちより、何故だろう、何で急にこんな「らしくない」ことをという、疑問に思う気持ちの方が強かったんだと思います。そして文字通り茫然自失とした彼女は流されるがままに、今まで蹴っていた海外留学の話を承諾、やりきれない気持ちのまま日本を離れます。

この辺の描写は結構曖昧です。実際こんな心境のまま日本を、果南ちゃんのそばを離れようと彼女が思っていたとは思えませんし、親御さんが強引な手段で彼女を無理やり連れて行ったのかもしれません。鞠莉ちゃんは自分の気持ちを奥底から正直に発露できる子ですから、当然果南ちゃんダイヤちゃんらにも日本を離れたくないと本気で訴えたとも思えます。もしかしたら、果南ちゃんの様子に何かを察知した鞠莉ちゃん自身が一念発起したのかもしれません。とにかく彼女は留学して、日本を発ってしまった。

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鞠莉ちゃんは日本を離れても果南ちゃんを想います。何であんな事言ったんだろう。今までどんな事も諦めてこなかった果南が。自分のことを示し、導いてくれた恩人が。正直に前向きに、どんなことでも打ち明けてくれたあの娘が。真相は彼女の胸の内、推して量ることはできません。

 

じゃあもういい。何があったのかは知らない。

分からないことを考えてばかりでくよくよしてても仕方がない。動け。とにかく動くんだ。果南が前を見失ったのなら、輝きを失ったのなら、今度は私が照らそう。彼女が最初に私を救ってくれた、ホテルの外から照らしたあの頃の懐中電灯の光のように。留学する時のせめてものはなむけで彼女が送ってくれた光のように。

 

彼女が与えてくれたから。与えられなくなったのなら、今度はこっちから拾って、渡そう。導こう。あの頃の彼女に戻ってもらう為に。

 

そうして彼女がとった手段がアレですよ。生徒でありながら理事長になってやるなんて、発想が斜め上すぎる。だけど彼女はそれを実現してみせた。その陰で尋常ならざる努力があったんでしょう。小原鞠莉は、彼女自身の発起と実力で「諦めなければ夢は叶う」ことを証明してみせた。松浦果南を踏襲した。

 

 

何の偶然か、はたまたこれも運命か。理事長の権利を得た同じタイミングで、過去の自分らと同じスクールアイドルを志す女の子が新たに現れたことも聞きつけた。誰かから聞きつけたんですかね。ダイヤちゃんがこの辺の出来事を鞠莉ちゃんに流していた、と推察してる人もいらっしゃいましたが。とにかく、舞台は出揃った。待たせちゃってごめんね、果南。でももう大丈夫。理事長になったら、きっと統廃合だって何とか阻止できる。だからもう一度、あの頃の忘れ物を一緒に拾いに行こう。

 

 

違う。そんなつもりじゃなかった。

 

 

ここからは本編及び9話の描写の通りです。果南ちゃんの本心はそこには無くて、視点はそこに無くて、鞠莉ちゃんが食い下がった"残された時間"、つまり"今"ではなくて、鞠莉ちゃん"未来"を依然見つめたままだった。グッと自分を奥にしまって、小原家のお嬢としての正しい未来に突き進む彼女の姿を何よりも大切に思い描いていた。だから、「もうあなたの顔、見たくないの」「どうして戻ってきたの」と自分にも鞠莉ちゃんにも手厳しい言葉で、愛の鞭を打った。

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それに対し鞠莉ちゃんは涙ながらに「・・・バカ」と独りごちます。艶やかな名シーン。何をバカなこと言ってるんだ。私があなたと過ごした日々をどんな風に思っていたか、それを想って貴重な高校生活の大部分を捨ててどれだけ粉骨砕身したか、何も知らないくせに。勝手なこと言わないで。何を勝手に、私自身が背負うべき荷物を、罪を、未来という責任を背負っているんだ。

 

・・・でも、食い違っていたとしても、そんなにも私のことを思ってくれてたんだ。

ありがとう。

気付いてあげられなくて、ごめんね。

"本心"で「ぶん殴っ」てしまった私に、"本心"でお返ししてほしいな。

 

9話は、こんな心情が彼女にあったのかなと。

 

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この9話の評価で、何でそんな不器用なんだとか、とりあえず3年生はきちんと話し合おう!みたいに評されるのが多かったように見受けられるのですが、自分はそんな大それたことは言えません。何と言いますか、この9話を何度も見直して考えをまとめるうちに、「友情の形」というものがすごく人間臭いなぁ〜と非常に感銘を受けまして、だからこそ本心で話し合えさえすれば解決するような話だったとは思えない。

いや実際、この9話は先代μ'sの絵里ちゃんが生徒会長である一面からもこじらせた強情のように、一本筋の通った話ではありません。それは確かに感じます。ぶっちゃけこの話、1・2年生と絡みが薄いという点はどう頑張っても擁護できないしね。

 

めちゃくちゃ簡潔にまとめると、これは単に「気持ちのすれ違い」なわけです。ですが、じゃあ正しく合致するように話し合えばいい、という訳でもない。何かその一言で解決するのは無粋なようにも思います。

現に、果南ちゃんも鞠莉ちゃんも本心を打ち明け合っていた上ですれ違った。その"本心"、自分の意思というのが果南ちゃんにとっては「歌詞」、鞠莉ちゃんにとっては自分の行動そのもの。

 

友情って、示し合うのが難しいんですよ。だけど、何かどこかのタイミングでその"距離感"を示し合っていないとすぐに不安になって、いずれ壊れてしまうとても繊細なバランスの上に成り立ってるんだと思います。多分。自分は友達いないので推測しかできませんが、親子や家族を取り巻く愛情とは違い、友情というものはその距離感故どれだけ言葉を尽くしても、行動で示しても正しく伝わらない心の遠さがどこかにある。

あるいはμ'sのように、個性は違っても100%相性が合って近しくなれる存在もあるのかもしれません。けれどそんな存在は割とまれで、鞠莉ちゃんと果南ちゃんが示し、たがった友情の形の方が本質に近いものなんじゃないかなと信じています。何故ならそれは「自分以外の人は他人だから」。何を当然のことをと思うかもしれませんが結局そこなんですよ。自分は他人にはなれない。ジグソーパズルのように凸凹があって、それが上手くハマって初めて友情が始まるものだから、自分と同じピースが自分と合うはずもなく、あるいはそのピースも日々変化するもので。一人一人個性が違うように、あの娘が発した思いを受け取る器が、あの娘が受け取ってほしい形をしているとは限らない。

これは実はAqoursメンバーの"友情の形"全員に言える共通項であると思います。千歌ちゃん曜ちゃんしかり、千歌ちゃん梨子ちゃんしかり、ルビィちゃん花丸ちゃんしかり。特に鞠莉ちゃん果南ちゃんはそれが極端だった。2人とも友情を決めるポイントが自分基準な似た者同士であるが故に、どうしても独り善がりになって、行動が先に出て、後で気持ちを正しく察しろという風になってしまった。それがこの9話の正体です。

 

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なので、この9話は言葉足らずが原因ではありません。2人の性格を考えれば考えるほどこのお話は言葉こそ出尽くした末の展開だったと思います。その辺りのリアルな距離感が、自分はとても大好きです。ともすればμ'sよりも。

じゃあこんな友情の形が引き起こした諍いはどのように解消できるのか。どこまで行ってもすれ違ってしまうのなら、どこかで妥協点を見つければいい。それが彼女らにとってのスクールアイドルです。彼女と彼女を繋ぐ、友情の行き違いを救ってくれる新しい器の形。

大人になればこのような妥協点は自然と見つけられて、すんなりと人付き合い・友達付き合いを上手くやっていけるんですけどね。良い意味で深く干渉し合わないスキルが身について、自他の内面を正しく認識できるようになる。だけど、彼女らはこれでいい。まだこれでいいんです。出来損なったけど、本気で想っていたから。そんな彼女らを言い表すピッタリな言葉はーーー

 

未熟Dreamer

 

 

 

 

 

 

 

 

・アニメ2期

 

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誰がために鐘は鳴る

 

Twitterで、3年生組は新Aqoursのことを「旧Aqoursの延長線」という風に思い入れがあるのではないかと指摘してる方がいらっしゃいまして。ははあなるほど確かにとは思ったのですが、こと鞠莉ちゃんに限ってはAqoursともう一つ、理事長という役職が主に2期で彼女の二面性を展開していました。そう、ブランクこそ空きましたが、彼女は2年前の旧Aqoursとは立場が全く違います。ただ単に果南ちゃんの目の輝きを追いかけるだけのスクールアイドルとしての彼女だけでなく、学校そのものを統べる者として、彼女は塗り変わった人でした。

言葉で書くと簡単ですが、勿論ここに辿り着くまでにどれほどの艱難辛苦があったことか自分は想像すら及びません。そもそも年端もいかない学生がほんとに理事長も兼任できるの?ありえない、なんて疑問と否定が絶えず飛び交うのでそこはそれアニメのご愛嬌として無理矢理呑み込みますがとにかく彼女は学校と、大切な人を守る為に理事長になった。

 

学校に限らず、人が寄り集まった組織を束ねるトップという役職には、絶えず責任が付きまといます。どんなものかを全て羅列はしませんが、その中でも「時間を背負う重み」 というものが鞠莉ちゃんにとって何よりも大きく辛いものだったと思います。

一つは勿論自分にとっての、理事長ではなくスクールアイドル小原鞠莉としての時間。高校生活2年間を棒に振ってその権限を手に入れたとはいえ、彼女が本当に望んでいたものを堪えて心の奥にしまい込み、それでも頑張って"今"を睨み続けたかけがえのない時間の経過は驚くほど早く、はたと気付くと高校3年生。1期では果南ちゃん「1年あれば(統廃合阻止に)充分」と豪語していますが、やはり小原鞠莉にとって「過ぎた時間」と「残された時間」の重みは少なからず感じていたと思います。

 

もう一つは、浦女を取り巻く全ての人にとっての時間鞠莉ちゃんはもしかしたら、Aqoursで一番内浦という場所とそこに住む人々に思い入れがあった人かもしれません。1期6話でミーハー千歌ちゃんの思いつきPV製作で「この町の魅力」という点でピシャリと指摘を入れたのも彼女でした。2期11話で浦女生徒に感銘を受けてもいましたね。

一流ホテルチェーンのご令嬢は、幼い頃から心のどこかで「こんな田舎町に、自分は場違いなんだ」思っていたのかもしれません。ですが転入初日に強張った顔の彼女を救ってくれたのが、紛うことなき内浦のあの娘のハグでした。鞠莉ちゃんは実は結構義理堅い女の子なので、何としてでも「内浦」に恩返しがしたかった。

何年かかってでも、必ず。

人知れず、精一杯。

 

・・・2期1話で事態は風雲急を告げ、統廃合がいきなり確定的になったことでリーダーの千歌ちゃんもヒートアップしたように見えましたが、1話感想ブログで書いたように実は事態は水面下で人知れず窮していっていたのだと思います。 理事長である鞠莉ちゃんはそれを知ってあれこれ手を尽くしていた、自分はそう思いたい。本当に手遅れで手切れになるまで、辛い様子は絶対に打ち明けないように。見せないように。幼馴染にすら、悟らせないように。鞠莉ちゃん視点で見るとそういうバックグラウンドがあってようやく、あの1話がスタートしたんだと気付くことができます。

 

 

 

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だけど、それでも足りなかった。

 

後少し、本当に後僅かのところで、手が届かなかった。

 

せっかく幼馴染とのわだかまりも解けて、

せっかく可愛い後輩がAqoursを守って、新しく引っ張ってくれて、

せっかくラブライブ予選大会にも勢いづいて、

せっかく愛おしい後輩が2年前やりたかったパフォーマンスを、想いを継いでくれたのに。

せっかくーーー

 

それでもまだ、足りないっていうの?

 

彼女の脳裏に、幼い頃の言葉がよぎったでしょう。

「せっかく来たのに・・・!」

 

 

2期前半の鞠莉ちゃんを彼女視点で見て考えるとこんな風に、かなり重たいんですよね。自分がブログを書くのに躊躇った理由の1割がこれです(言い訳)。今これ書いてて鞠莉ちゃんのその時の心情が乗り移ってきてかなり辛い。

ぶっちゃけ7話本放送当時時点で彼女の涙を見て心にグググーッと帳が降りてくるのを感じてて。たかだか数ヶ月そこらを全力疾走して、挙句一人で悲劇ごっこしくさって何もかも投げ出しそうになってしまう千歌ちゃんと、高校生活の7割も8割も投げ打って大願の為に頑張り続けた鞠莉ちゃんとでは事の重みが違いすぎる。それでいてそんな千歌ちゃんテヘペロ☆と無理に笑おうとするんだから、もう本当に・・・辛かったろうね。よく頑張ったね。7話感想ブログ書いてた当時、果たして鞠莉ちゃんに報われる日はあるのかと不安になったのを覚えてます。

 

 

ですが彼女は報われます。救われます。

その歌に。

 

 

 

 

・Comet Song

 

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どこかのアーティストだったか、ミュージシャンだったか、はたまた作家だったか全然憶えてないんですが、以前時間というとりとめのない概念をに喩えてる方がいらっしゃいまして。

 

一粒一粒は無色透明で、

何も気付かずに通り過ぎてしまうような小さな小さな欠片なのに、

それは二度と同じ形のものを見ない、唯一無二のまばゆい結晶体で。

ふと気付けばそれはどっさりと積み重ねられ、人やものを押し潰すほどの重みがあって。

元々は無色透明のはずなのにいつのまにか真っ白に色付いていて、だからこそそれを人はよく色とりどりの光で照らして染め上げる・・・

みたいな感じでした。 ダメだ全然憶えてねえ。語彙力が来い。

 

 

小原鞠莉が積み重ねた"時間"は、普通の女の子とは一味違うものでした。そりゃもう生まれから一流ホテルのお姫様なんだもん、格が違う。だけどそんな格の違うお姫様を、立場も環境の違いも考えずハグで迎え入れた小さな可愛いお客様が現れて、彼女の人生は一変しました。そう、これは彼女の人生の1ページです。ド派手な極彩色の色鉛筆で、いきなり鞠莉ちゃんの人生のスケッチブックが彩られていきます。

 

 

幼馴染の"心"を知りたいが為に、彼女は大いなる時間を費やしようやくその心に眼差すことができました。だけど幼馴染と大切な日々を過ごしたその"場所"を自分の力で変えることだけは、どうしても足りなかった。

記憶に蘇るのは幼き日の記憶。使用人の制止を振り切り、子供だけでロープウェイに乗って星座早見を片手に星を観に行った時のこと。雨雲が立ち込めて星は見えず、おまけに冷たい雨が降り出して。「せっかくここまで来たのに」そう嘆く鞠莉ちゃんに果南ちゃんは星座早見にとびっきりの流れ星をプレゼントしました。あまり良い記憶とは言えないかもだけど、それでも鞠莉ちゃんにとってはかけがえのない、大切な"時間の積み重ね"の一つでしょう。

 

 

時間に重ねてきた想いがどれほどプレシャスなものだったとしても、やがて終わりは必ずやって来る。過ごしていたその時は終わりのことなど考えもしなくて、その時を全力で楽しんで、直向きに頑張っていた者であればあるほど、その「終わり」に意味と価値が上乗せされるというもの。時間というのは、そういう雪のような結晶一つ一つを指すものだと自分は考えます。

 

 

もう、お分りですよね。

 

「Awaken the Power」です。

 

 

この歌はルビィちゃんと理亞ちゃんダイヤちゃんと聖良さん大切な想いを贈る歌であるのは周知の事実ですが、この曲のリリックをよく見直してみると高校生活、同時にスクールアイドルしてのタイムリミットが迫る3年生全体に当てはまる曲なんじゃないかなと思います。

とすると、この曲を歌う側でありながら聴いた鞠莉ちゃんにも思うことはあって。そのせいか、この曲の回9話の最終盤で鹿角姉妹これからの将来を見つめ合うシーンで、鞠莉ちゃんのみどこか浮かない表情をしてたのはファンの間では見逃せない10話への伏線になってましたね。

 

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本当に大事に思っていた場所を守ってあげられなかった。だけど時間は非情にも降り積もって、どうしようもなく人生のアルバムは次のページをめくっていく。

やりきれない思いを残したままで、自分は残された時間と「これから」をこの町であの学校で、どう向き合えばいいんだろう。

もっとしたいこと、してあげたかったこと、あったはずなのに。

 

あの時と同じように、本物の流れ星を観れないままで「終わり」なのかな。

 

 

いや、違う。まだ終わってないんだ。思い描いた結果にならなかったとしても、自分の人生はこれからも続いていく。自分の世界はきっとまだまだ途中で、知らないパワーがひしめいていているから。

雨雲を吹き飛ばす力は無いけど、雲のない星空はまだずっと先に、遥か上空にきっと必ずあるから。星空に手の届くまで、ずっともっと遊ぼうーーー

 

 

 

2期10話、11話の鞠莉ちゃんって自分の中で何というか、それまでの前半の重たい印象があったからか「いきなり随分吹っ切れたなぁ」と感じていて。じゃあ何か心境の変化と成長があったんでしょうな、具体的には?と考えると・・・考えられたのは2つ、Awaken the Powerと、10話の土肥駐車場で千歌ちゃんが掲げたAqoursの誓い、これらかなって。Awaken the Powerの歌詞が彼女の「これから」の人生の指針を示し、千歌ちゃんの言葉が彼女に「残されたもの」への向き合い方を教えてくれた。 

どちらも年下の後輩から贈られた言葉たちだけど、だからこそ差し迫った時間への切迫感が無い娘たちの、その自由で斬新で希望の光差し込む"モノの見方"に、鞠莉ちゃんは大いに奮わされたのだと、自分は信じています。不器用だけど手作りで、力不足だけど奔放な、彼女にとって最高のエール。

 

 

 

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だから彼女は涙を拭って歌います。浦女在校生やOG、内浦の人々の大切な大切な思いと思い出の時間を繋げてあげられなかったのは本当に悔しくて、悲しくて、やりきれないけど。やり残したことなどない、とは言えないけど。

でも、人生がここで終わるわけじゃない。

全身全霊を込めたけど、全てが消えたわけじゃないから。

燃え尽きた灰が土になり、次のステップに繋がると信じて、勇気を胸に、何度でも。

 

ちなみに自分がさっきから人生、人生と書くのは、12話で千歌ちゃんが個別インタビューした時に鞠莉ちゃん「9人でこんなことできるの、なかなかないよ‼︎」って答えたのがすごく頭に残ってるからなんですよね。ここで「なかなか」と挟んだの、すごく意味があると思うんです。アメリカンな彼女なら、誇張した言い回しで「9人でこんなことできるの、この先一生ないよ‼︎」みたいに大げさに極端に言うと思ってたんです。だけど「なかなか」という、「もしかしたらこの先こんな出会いが再び巡ってくるのかもしれない」というハイコンテクストな希望的観測を込めてこのフレーズを使ったのなら、彼女は既に先の人生を見据えていることになる。その可能性が果たしてこの先あるのかどうかは定かではないですが、少なくともあの時彼女はAqoursという思い出を人生の1ページとして刻んでいる証左なんじゃないかなと分析しています。

 

 

 

 

・New winding road

 

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ソロ曲ダントツ1位の名曲中の名曲。

 

はい。アニメ2期Blu-ray第6巻特典曲です。

いやもうね、この曲初めてスクフェスで聴いた時に膝から崩れ落ちた。で、「鞠莉ちゃん・・・しゅき・・・」ってメチャクチャ好感度上がった。

(自分は視聴動画をほとんど利用せず、スクフェスで解禁されてなし崩し的に初視聴するタイプです)

 

ギターとドラムがベース音源で鞠莉ちゃんが歌い上げるシンプルなナンバーでありながら、梨子ちゃんソロ曲とはまた違う方向での「弾き語り」テイストじゃないですか!ええ⁉︎ちょっとちょっと‼︎俺弾き語りの曲って大好きなんよ。

もうこのテイスト自体一耳惚れのしゅきしゅき案件なのに、これがまた鞠莉ちゃん歌唱力あるのよ!!!!!声が伸びる伸びる!!!!特技歌なだけあるわ!!!!!!!Guilty Kissで既にその才覚の頭角は現れていましたがAqoursメンバーで上位にランクインする歌の上手さがシンプルな曲構成、ストレートなアコギの音で映える映える!!!!!!!いやもうこれ感服だわ。

 

そしてこの歌、他のソロ曲とは全く違う何より特徴的なものが1つあります。

 

 

この曲はどちらの時期の鞠莉ちゃんが自分の心境を歌っているのか(明確に)分からないんです。

 

 

リリックを丸々トレスするのは割愛しますしもうこれ実際に聴いてもらった方が早いんですが、とりあえず皆さんお手元の円盤封入のリリックノートを見てください。

自分は初めて聴いた時、この歌詞的に「2期終盤〜卒業後の鞠莉ちゃんの心境を歌ってるんだな」と判断しました。鞠莉ちゃんの波瀾万丈な

浦女ライフが終わって、これから先の自分の人生をゆったりと長い目で、焦らずされど緩まずに見据えているんだなと。彼女はイタリアの大学なり海外なり遠くに旅立ってこの場所にはしばらく戻ってこないから、せめて内浦の空に一曲、祈りを捧げる代わりに、なんて。

 

でもよくよく考え直してみると、彼女が内浦を発つという出来事はそれ以前にもう一度あったんですよね。そう、果南ちゃんに解散宣言を告げられ複雑な思いを抱いたまま海外留学に旅立った1年生の頃の鞠莉ちゃんがこれを歌ったとしてもピッタリ歌詞に合う。何があったか分からないけど、また3人一緒に巡り会える日が来ると信じて自分は旅立つ。空はきっと繋がってると信じて、動く。

そんな当時の心境とも見事にシンクロしてるんですねぇ。

 

 

このピッタリ具合が恐ろしく感銘を受けましてね。どちらの時点での曲とも取れるリリックを誂えるなんて誰が考えつきますか。誰がやってのけますか。ゴッデス・ハターキに俺は何回礼拝をすればいいんだと頭を抱えましたよ。はー恐ろし。

ともかく、これらの点で自分はこのNew winding road大好きです。

優しく熱く、力強く、どこか切なく。遠くの空を見上げながら鞠莉ちゃんが流麗に歌い上げる光景が頭に浮かんできて大好き。オススメ。みんな聴いてね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・おわりに

 

 

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おいおい16500文字ってやばくねえか。シリーズ追うごとにどんどん文字量増えていってんじゃねえか。

 

すみません。いやほんま、沢山書けばええ言うもんやないよね。まとめられない男Sunny Road。

 

ほんとはねー、鞠莉ちゃんと曜ちゃん1期11話の絡みが新鮮だったのでそこも掘り下げたいなぁーとか、千歌ちゃんとの関係性とかも考えたいなーとかも思ったんですがマジで長いし相当アプリの文字入力が重たいのでここで切ります。またその辺は各々のシリーズで書けたらいいな(願望)要約できない男なので期待しないでね

 

 

そんな訳で3人目は鞠莉ちゃんでした‼︎長らくお待たせしてしまいましたが書きたくて書きたくて溜まってたことほぼ全て書けて大満足です。溜まってるならはよ書けや。はい。

鞠莉ちゃんを思えば思うほどアニメで描写された彼女の人生の波瀾万丈さが垣間見えてどうしてもお話が重たくなってしまうのは掘り下げシリーズとしてとても辛いものがありました。だけどそれでも彼女本人が笑顔を絶やさず、「シャイニー☆」といつでも輝きを陽気に追い求めるその姿はとても人間臭く、逞しく、愛しく感じて。アニメ2期では喜怒哀楽の温度差が激しかったものの、人生を全力で取り組んでいくそんな彼女の直向きな気持ちに不肖自分、かなり惚れ直して、今現在Aqours3年生好き好き期なんですが推しの果南ちゃんの次に好きなくらい好感度鰻登りです。

大切な人に、自分の何もかもを捧げられる。自分への優しさと強さを心の底から信じて諦めず踏み出す鞠莉ちゃんが、自分は大好きです‼︎

 

 

 

 

 

 

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これからもずっと、シャイニングスターの君でいてね。

 

 

 

 

 

 

いとふゆ