Sunny Record

深夜アニメ・ラブライブ!の感想等…

黒澤ルビィちゃんって、どんな女の子だろう。

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BRAVER.

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、おはようございますこんにちはこんばんは初めまして毎度どうも、Sunny Roadです。

え?更新が遅い?1ヶ月近く無更新の怠け癖クソ野郎には石投げるぞって?はっはっは。

 

 

 

仰る通りです。すみません。もう言い訳はしないです。実際、こないだ善子ちゃん記事更新できてホッとしてちょっと怠けてたのは事実ですし。リアルのあれこれも繁忙期は過ぎたと思うので更新ペース上げていきたいと自分自身切に願っております。願う前にやれ。

 

 

 

 

 

はい、そんな訳でAqoursメンバー掘り下げシリーズ(仮称)、1人目の善子ちゃんに続き2人目は〜〜〜〜〜、黒澤ルビィちゃんです‼︎パチパチパチパチ〜〜〜!!!!ヒューヒュー!!!!

 

掘り下げ順は完全ランダムとは以前も書きましたが、偶然にも2連続で1年生メンバーという並び・・・白々しいかもですが割とマジで「あっ、次この子のこと書きたい」と思った順に書いていってるのでこういう重なりもあるもんなんです。なので3人目に花丸ちゃんが来て早くも1年生コンプするか、はたまた別のメンバーが来るかはワイのみぞ知るってやつですね。まあ脳内ではもう3人目ほぼ決まってんだけど。

 

 

 

 

 

ああそうそう、ちなみに各メンバー毎に記事の量は増減するかもです。ですが勿論、文字数が少ないからってそのメンバーがあまり好きじゃないとか、思い入れが少ないとかそういう訳ではないですよ。自分は基本箱推しなのでなるべくメンバー全員平等に掘り下げてあげていこうとは思ってますが、いかんせんおつむがスッカラカンのワイ、こればかりは実際に書いてみないと分からないものですし。

というか自分で善子ちゃん記事を見直してて、「15000字超えると流石に長えな・・・読みやすく努めてはいるけどもちょっと要約しよう」とちょっぴり思っちゃったので、意図的に減らしていくかも・・・しれない。

 

 

ま、つべこべ言わず書いていきますね。

あ、それとそれと今回からは前回と違いちょっと見出し等の編集を変えます。見直してるうちにちょっと思うことがあったので。なるべく見やすいように努めますがあしからず。ほぼ自己満足ブログなんだから何をどうしたって文句は言わせねえよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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・プロフィール

 

黒澤  ルビィ

 

(CV:降幡  愛)

 

 

 

 

・学年…高校1年生

 

・誕生日…9月21日

 

・星座…乙女座

 

・血液型…A型

 

・身長…154cm

 

・スリーサイズ…B76/W56/H79

 

・趣味…お洋服・お裁縫

 

・特技…衣装選び

 

・好きな食べ物…ポテトフライ・スイートポテト

 

・嫌いな食べ物…わさび

 

・イメージカラー…ピンク

 

・所属ユニット…CYaRon!

 

 

 

 

黒澤ダイヤの妹。泣き虫で臆病だけど、幼い頃からずっとアイドルに憧れていた。名家のお嬢様だけあって芯は持っている。基本的に不器用だが、唯一裁縫は得意。

 

 

 

 

はい。例によって色んなところからプロフィールを引用させて頂きました。黒澤ルビィちゃんです。身長的にも性格的にも、誰がどう見ても「ちっちゃくて小動物みたい」と思わせるような、いかにもアニメのキャラクターらしい小柄で内気な女の子です。初めて見る人はこの子を見て、もしかしたら高校生だと見抜けないかもしれませんね。とにかく、そんな"あどけなさ"をたっぷり含んだ、舌足らずな喋り方の女の子。

 

 

 

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スリーサイズ。いやこれキャラ掘り下げシリーズの度に毎回言及すると何か下心満載のスケベブロガーと思われかねないですが(このブログは健全路線でいきます)、いやいやこれ意外でしたよ。

 

 

「園田と"同じ"だと・・・⁉︎」

 

 

はい。何とは言いませんし彼女の名誉の為にダイレクトに数字は書かないので各自調べてほしいんですが、何と海未ちゃんと並ぶんです。これが意外だった。見るからに小動物みたいなルビィちゃんが、あんな凛々しく逞しい精神を持った海未ちゃんと、同じ大きさだと・・・!!!???

これはどういうカラクリがあるんでしょう。割とファンの間で囁かれてますが、Aqoursはスリーサイズの特にBの数値があまり分散していないんですよね。その分、WとH、つまり腰回りの筋肉量のプロポーションがメリハリくっきりついています。その秘訣は幼い頃から激しい運動をものともしないスポーツマンだったり、外国人由来の血統の差だったりしますが、これ個人的にかなりリアルな女子高生の数値差なんじゃないかなと思います。Aqoursのスリーサイズはリアル志向。これ、テストに出るよ。

 

うーむ。ルビィちゃん海未ちゃんと並び凛ちゃんYAZAWAデカイ顔ができるという現実に彼女らの感じる屈辱は推して量るべきですが、Wの数値を比べてみると・・・ほうほう。海未ちゃんの方が程々に皮下脂肪と筋肉がついてメリハリのついた体型なのが分かりますね。

対してルビィちゃんの方は女子高生の平均W値から比べると随分細く華奢・・・え?もうこの話いい?

というかルビィちゃんだけでなく、Aqours1年生全員が海未ちゃんを抜かs・・・そうですね、もうこれ以上はオーバーキルだと思うのでこの辺で。

 

 

好きな食べ物・嫌いな食べ物。わさび嫌いなのは実に彼女らしい。善子ちゃんに言わせれば、「キャラに合ってる」子供舌なのかも。

要するにお芋さんが好きなんですね。ポテト特有のホクホク感のある食感の食べ物が好き、なのかな。カリカリ派とシナシナ派どっちなんだろう。割と口の中の水分取られる食べ物好きなんですねぇ・・・ん?ということはパサパサした食べ物嫌いな曜ちゃんと意外と相性悪い・・・?でもアニメでは曜ちゃんとは衣装好き好きコンビ(実は本編中で言及無いけど)だし、この辺は合いそうで合わない面白い一致と相違ですなぁ。

 

 

 

 

・初期〜アニメ化前までの印象

 

姉・黒澤ダイヤちゃんの妹。これは電撃G's〜アニメ・その他媒体でも一貫していますが、先代μ'sには無かった「姉妹揃って1グループのスクールアイドルユニットにいる」というのはなかなか新鮮だったように感じます。μ'sは高坂姉妹絢瀬姉妹矢澤きょうだいとファミリー感のあるメンバーは多かったものの、いずれも同じスクールアイドルユニットに属していたわけではありませんでしたしね。2歳離れで1・3年生として同じユニットでスクールアイドルをする。ラブライブ!にとっても初めての試みでありましょうし、だからこそ性格やビジョンの違いすぎる姉妹というものが新生Aqoursにどんな物語を、友情を、時に軋轢を、そして愛をもたらすのか初期からぼんやりと期待していました。黒澤姉妹についてはまた後述します。

 

 

 

 

えーっとですね、この掘り下げシリーズ記事では当然各メンバーをdisるようなことは書きたくないのですが、やはり9人をじっくりブレインストーミングしていく上でここは外せないので正直に書きますね。

 

上手く明文化できないのですが、自分は「ゆるふわ・小動物キャラ」がちょっと苦手でして。所謂、萌え豚が好きそうなキャラをあまり上手く好きになれない傾向が、あります。内気・臆病キャラは嫌いじゃないんだけどなぁ。この違い分かる?

この手のものは好き嫌いの部類ですし明確に理由付けはできないんですが、何と言うか自分の中で「現実離れ」してましてね。勿論架空の、2次元のキャラだって分かってますよ。線引きはしてますがこんな女の子リアルにいないだろ〜って殊更強く感じてしまい、更には「ガードが低いフリして実は結構自分に自信ありの男に媚び売るタイプだ〜」とどうしても疑っちゃう、自分はとても厄介な奴なんです。ほんとはそんな腹黒い女の子ばっかりじゃないのにね。

???「そうよそうよ‼︎」

???「そうですぅ〜かすみんはそんなんじゃないですぅ〜♡」

このことを以前姉貴に話すと「それアンタが女系家族やからやで」と言われました。どうも女性の方が嫉妬深いからかこの手の考え方は強いようですね。このクセ早く直したい。

 

それもあってか、アニメ化する前までのルビィちゃんは女性受けが悪く不人気だったってどこかで見た・・・んだけど、どうなんだろう。あれでも確か恋になりたいAQUARIUMのセンター総選挙で2位とかじゃなかったっけ・・・?まあこの法則でいったら先代のことりちゃんとか花陽ちゃんとかにも当てはまっちゃうしもうこれ分かんねえな。

ともかく、アニメ化するまではルビィちゃんのことを他メンバーよりもちょびっとだけ遠巻きに眺めてました。アニメから入ったμ'sは、同系キャラであることりちゃん花陽ちゃんは1期で担当回が来て「人間味」の部分、自分の好きな部分を早々と見せてくれたので上手く順応できたんですよね。なので、だからこそルビィちゃんは早くアニメ化されて担当回で掘り下げられてくれ、と願ってました。

 

 

 

善子ちゃんは一番媒体ごとの改変が少ないと前回書きましたが、ルビィちゃんは電撃G's設定にあった「男性恐怖症」と「姉ダイヤへの劣等感」の大きく2つが、アニメ化の際改変されています。男性恐怖症は人見知りの緊張しいに置き換えってとこかな。まあアニメ化するにあたって・・・いちいちステージから観客の男どもに怯えてたら展開が進みませんしね。でもそこをどう克服するのか掘り下げるのはぶっちゃけアニメ化前ちょっと楽しみにしてた部分ではあったので、しれっと無かったことにされたの少し寂しかったかな。アニメの徹底した男排除設定はμ'sの頃からの様式美(?)になっちゃいましたね。今日日流行らんし女だらけなのは随所随所で不気味ささえ覚えたけど。

 

ダイヤちゃんへの劣等感。電撃G'sを読んでいるとルビィちゃんはしきりに姉と妹の出来の悪さを気にしています。それはダイヤちゃん視点からもあって、彼女は彼女で「不肖の妹」と呆れつつも面倒見の良さを兼ね備えた姉らしさがあるのですが。自分の不出来と姉の優秀さとを比べて泣いてばかりいる様子が見て取れます・・・けど、ただそれが自虐的でない(寧ろ自虐的なのはG's花丸ちゃん)のが特徴で、姉妹の差を感じて悩みつつも割と心の奥の方ではあっけらかんとしてるというか、自分の力量を見据えている節がある真性甘ったれっぽいのが電撃G'sルビィちゃん。アニメではこの辺の劣等感が「お姉ちゃんへの憧れ」として上手く昇華されています。これに関してはどっちも好きですね。何故なら双方リアルな感情だと思うから。純粋に憧れるからこそ自分の足元が見えて劣等感を感じるものだし、自分にがっかりするからこそ何度でも身近な目標を真っ直ぐ見つめることができる。表裏一体なんですよ。アニメではキラキラした憧れが前に来て描写こそされてませんが、実は自身へのモヤモヤした感情も内心あったのかなと。

 

 

 

 

 

 

 

・アニメ1期

 

 

 

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アニメ1期の彼女に特にフォーカスを当てるならココ!

 

 

・1期4話

・1期6話

・1期9話「親愛なるお姉ちゃん・・・ようこそ、Aqoursへ‼︎」

 

当然だよなぁ?大体の人がウンウンと頷く・・・はず。

いやね、わしゃこの娘を見るたびに胸が熱くなるのよ。自分は彼女がメンバーで一番個人的好感度が鰻登りになった女の子だと思ってます。上で書いたようにアニメ化するまでは第一印象的にちょっと好きから遠い位置にいたんですが、アニメで彼女の姿を見るたび彼女の胸の内を想うたび、どんどん好きになっていく実感を強く覚えました。

 

 

アニメのルビィちゃんを繙くにあたって、恐らく十中八九の人はそれを「成長物語」と形容するでしょう。その実、彼女はアニメ、1期だけでなく2期にかけての長いスパンで、素晴らしい"美人"に成長を遂げました。

 

 

 

 

 

 

 

その素晴らしい"目覚め"として代表的な1期4話を中心に書いていきます。あくまでもルビィちゃん視点で。なお1期9話に触れる部分は一部想像で補完しているところがありますが悪しからず。

 

 

・大好きなものへの"枷"

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ルビィちゃんは、スクールアイドルが大好きでした。

これは電撃G'sから徹底的に貫かれた、彼女の随一のアイデンティティです。千歌ちゃんがアキバで"運命"と出逢ったあの日よりずっとずっと前から、彼女はスクールアイドルが大好き。

 

キラキラフワフワ、華やげな衣装を身に纏い、

可愛らしい仕草や色っぽい表情で振る舞い、

癒されるような歌声で気持ち良さそうに歌い、

元気でキレのある踊りでステージの上で無限大に表現する。

 

そんな姿に彼女はいつも目を輝かせ、憧れいました。無理もありません、アイドルって女の子の永遠の憧れですもんね。ましてやスクールアイドル。学校に普通に通っている女子高生がアイドル活動をするなんて、雲の上のそのまた上のような人物だと思っていたアイドルが一気に身近に感じられる存在のはず。

 

 

 

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そして彼女だけでなく、姉のダイヤちゃんもまた、スクールアイドルが大好きでした。特にμ's。素晴らしい先駆者として後世に名を馳せた彼女らに特に憧れを抱き、スクールアイドル雑誌を一緒に読み漁り、所謂「推しメン」を語り合ったりもした。手作りの衣装でμ'sのステージを作り、ステージの振りコピなんかもしちゃって。

きっかけは何だったのか。電撃G'sでは微妙にその辺りが食い違ってきますがアニメでは詳しく言及されていません。旧家名家の網元の生まれ、純和風な家の構えとお稽古事に幼い頃から日々忙しくしていた"堅苦しいもの"への反動があったのかもしれません。とにかく姉妹共々スクールアイドルに熱い思いを携えて、「姉妹一緒にスクールアイドルをやりたい」という共通の願いを大切に抱えていたんだと思います。

 

そしてまたルビィちゃんは、スクールアイドルが大好きなお姉ちゃんのことも大好きでした。成績優秀・容姿端麗。黒澤家に相応しい立ち振る舞いを決して崩さない彼女が、あまりに差がある自分と共通のものを好きになっている。ルビィちゃんにとって、スクールアイドルは自分と姉とを繋ぐもの。姉妹でありながら性格も能力の差も、髪の色だってかけ離れた2人が、唯一同じ瞳の色を輝かせて熱視線を送る、そんな光景があったはずです。彼女の周りには、とても沢山の大好きが溢れていました。

 

ある時、ルビィちゃんは大好きなお姉ちゃんが高校に入ってスクールアイドルを始めたことを聞きます。ルビィちゃん、本当に本当に嬉しかったでしょうね。自分の大好きなお姉ちゃんが、自分の大好きなスクールアイドルを始めたなんて。正に盆と正月が一緒に来たように、まるで自分の夢が叶ったように嬉しがったでしょう。

後もう一つ。もう一つだけ残された、彼女ら姉妹ならではの夢。一緒にスクールアイドルをやりたい。その夢を早く叶えたいと切に願い、いてもたってもいられないルビィちゃんは何か自分が出来ることを考え、Aqoursの衣装作りを手伝っていたんじゃないかなと思います。ということはルビィちゃん果南ちゃん鞠莉ちゃんを衣装作りの関係で以前から知っていた?と色々考えられますが、ルビィちゃんの口からその辺りの思い出を本編ではほぼ言及されませんでした。

 

 

「それ、片付けて。もう見たくない」

 

 

ピシャリと、突然その言葉は浴びせられました。あれだけ共通の"好き"を語り合ったスクールアイドル雑誌を広げる自分が、初めてお姉ちゃんに睨みつけられた。何があったかなんて理由も事情も一切話さずに、ただ一言で、抑えつけられた。

気弱で臆病なルビィちゃんなら、この時点で萎縮して、塞ぎ込むものだと自分は思ってました。当たり前ですよね。何の説明も無しにいきなり大好きな人が豹変して否定してくるなんて。ですが彼女は、言われた時に悲しい顔こそすれ、自分の先入観をたった一言で粉々に打ち砕いてきました。

 

 

 

 

 

「お姉ちゃんが見たくないっていうもの、好きでいられないよ」

 

 

 

以前から何回か書いてますが、ほんと1期4話のこの言葉に軽い衝撃を覚えましてね。だからこそこの言葉はルビィちゃんの名ゼリフ堂々の1位です。ちなみに2位・3位は2期にあります。

そんな、そんなことを言える女の子がいるのかって。マジで驚いた。額面通りに受け取ればこの言葉はあまりに主体性が無く、というか実際に1期4話の本放送当時は「君は、君はそれでええんか」と思わず独りごちたんですが、さっきから上で書いたように1期9話のバックグラウンドを考えればこの言葉から読み取れる、ルビィちゃん視点ならではの真意が伝わってきます。

 

 

 

 

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ルビィちゃんは、自分が見えていないお姉ちゃんの部分のことを一生懸命考えたんだと思います。

お姉ちゃんは、どうしてあんなことを言ったのか。

いつも折り目正しく礼儀正しいお姉ちゃんが、何故あんな理論立てない言い方しかできなかったのか。言われた時に自分がどんな顔をするかなんて分かっているはずなのに。

何故あんなに苦しそうな表情で言ったのか。

 

ルビィちゃんには、何があったのか結局何も分かりませんでした。当然、何も事情を話されなかったからです。自分が見ているビジョンではあまりにちっぽけで、お姉ちゃんがどれだけ大好きでもロクに推し量ることもできない。

 

だけど、とにかくお姉ちゃんはスクールアイドルを「見たくない」と言った。ルビィ自身の意思には何も言わずに、自分から身を離した。

ルビィに詳しく言えなかったのは、詳しく言えない理由がきっとあるから。きっとスクールアイドルで辛いことがあったから。そのお姉ちゃんの苦しげな意思を汲み取りたい。

 

自分は一度ダイヤちゃんルビィちゃんへの厳しい態度を「弾圧」と表現したくないとどこかで書きましたが、その理由はこれです。まあこれは掘り下げシリーズダイヤちゃん編でも書きますが、ルビィちゃん自身がお姉ちゃんの態度を弾圧だと受け取ったことが一度も無いからです。要するに、視聴者側の一方的な視点と表現になっちゃうからなんですよね。それに、仮に弾圧じみていたとしてもルビィちゃんは実際その後もスクールアイドル好きを止められずにいるわけで。失敗に終わってるんですよ。

 

 

ルビィちゃんお姉ちゃんの言いつけ通り、家でスクールアイドル雑誌を堂々広げるのをやめました。ほんとはもっとお姉ちゃんと一緒に"大好き"を共有したかった。衣装作りも手伝いたかった。でも、これ以上はいけない。ダメなんだ。踏み込むと、お姉ちゃんの意思がムダになっちゃうから。

ルビィちゃんAqoursのことを話さなかったのは、そこに彼女なりの遠慮がありました。躊躇いではありません、遠慮です。慮って、遠ざける。相手のことを思いやるからこそ、彼我の距離を置く。彼女は自分がどれだけ辛くても、大好きな人の気持ちを一番に慮ることができる女の子でした。

 

 

そうして彼女は、自ら自分の"大好きなもの"を、"大好きな人"ごと蓋をした。誰かに縛られることなく、自分からその伸ばそうとする手に枷をつけた。

 

 

 

しかしやはり長年こじらせた"好き"はちょっとやそっとじゃ止まらないもので。君のマシンガントーク。あ、曲が古くてこれ誰も分かんないか・・・

彼女はこっそり、中学校の図書室でニコニコしながらアイドル雑誌を広げる日々を過ごしていました。そんなちっちゃくて可愛い人見知りな女の子に、ニッコリ微笑む女の子が1人。花丸ちゃんとの友情が始まります。花丸ちゃんルビィちゃんと付き合っていくうちに彼女がスクールアイドルに対して純粋な憧れと複雑な思いの2つを抱えていることを知り、そこに「可能性の物語」を見据えた上で行動を開始します。ま・・・この辺りは掘り下げシリーズ花丸ちゃん編で書くとして。あくまでルビィちゃん視点なんでね。

 

 

 

 

 

 

・勇気の伝播

 

 

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ご存知の通り、1期4話は花丸ちゃん視点が主となって繰り広げられた、小さな小さな勇気の物語です。弱気で内気な2人がお互いを思いやってこそ頑張ってみる"背伸び"に、多くの視聴者が勇気付けられたことでしょう。

そう。勇気や、人の頑張りというものは伝播します。誰かが何か難しいものに向かって一生懸命行動するさまに、普通の人が見れば前向きに感化され鼓舞される。本人は周りにそんな影響を及ぼすことを自覚しなくても、周りはその様子を見て応援したり、あるいは今の自分に向き直ってみたりするものだと思います。

 

 

 

 

花丸ちゃんルビィちゃんが抱いていた一生懸命な気持ちをずっと傍で見ていました。中学からの付き合いで一緒にいる時間は"幼馴染"と比べるとそれほど長くなかったかもしれませんが、それでも彼女は人一倍、ルビィちゃんの胸の内にどんな感情が秘められているか理解していました。そしてだからこそ、その"理解者"たる彼女は4話作中にもあるように「胸の中にあるキラキラを、世界の隅々まで広げてあげたかった」。それはひとえに、図書室で同じように本や雑誌に睨めっこしていた「同類」だからこそ、理解し汲み取れ発信しようとした文学少女のやり方です。

本当はやりたいことがあって、叶えたい時間があって、だけど周りの人を大切に思うが故に本心を引っ込めてしまう彼女に共感したからこそ、今まで激しいことを何もしてこなかった文学少女花丸ちゃんに大胆な行動を起こさせた。それが4話。その辺りの心情はこれも他シリーズで書きますが、つまりは単純にルビィちゃんのちっぽけな勇気が花丸ちゃんに伝播して生まれた物語です。

 

 

では、あの4話をルビィちゃん視点から覗いてみたら?上述した「軽く衝撃を受けた」彼女の発言で、自分はこれを聞いた時直感で「あまりに主体性が無さすぎる」と感じたんですが、4話を様々な視点から繙いてみればそれは早計だったことに気付かされました。

ルビィちゃんは確かに「大切な人の側にいる」ことを何よりも大事にして行動する女の子です。ドジで泣き虫で何やっても失敗ばかり。善子ちゃんのように穿った見方ができるメンタルもある訳じゃない。でも、常に「誰かがいないとダメ」とへこたれた意思で行動している女の子ではありません。それって言うなれば最初から自分の不出来を他人の力をあてにして動いているわけで、寧ろ彼女は自分がそんな境遇であっても「誰かの側に寄り添う」・・・自分の不出来云々は関係なく、大切と思う人の気持ちに全力で寄り添うことができる人だと思います。

 

 

 

 

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4話で花丸ちゃんから背中を押され淡島の階段を上りきり、姉ダイヤちゃんにも自分の本心を

正直に吐露できたルビィちゃんは晴れて部員になれました。しかし物語はそこで終わりません。最後の最後に、彼女は花丸ちゃんの予想を、当初の願いを超えた物語を拡げます。

 

「ルビィ、花丸ちゃんのことずっと見てた・・・(中略)楽しそうだった」

「ルビィ、スクールアイドルがやりたい、花丸ちゃんと‼︎」

 

花丸ちゃん視点だったあの物語に、ルビィちゃんの視点が最後に介入し、文学少女は今まで書き込んできた「誰かの物語」から「自分の物語」のページに手をかけます。そう、4話にもルビィちゃんの意思は、視線はあったのです。作中で彼女がスクールアイドルを踏み出せなかったは2つ。1つは勿論姉ダイヤちゃんへの思い、もう1つは・・・淡島の階段上りを中断してまで一緒に寄り添おうとした花丸ちゃんに対して。その文学少女が壊し、あるいは外したルビィちゃんは、晴れて文学少女が願った「自分の気持ちを正直に言える女の子」になりました。

しかしその文学少女の密かな作戦は最後に誤算を生みました。皮肉にも、「自分の気持ちを正直に言う」女の子がその気持ちを自分に向けてきたことです。自分の気持ちを正直に言うようになった女の子が、「自分の気持ちに正直になってよ」と願いを吐露した。

 

じゃあ、応えなきゃ。かねてから願った「勇気」は、かねてから願われた「勇気」を持ってお応えする。勇気は伝播する。一生懸命な気持ちは人を汲み取り、また汲み取られる。

 

4話の巧いところはそこなんですよね。花丸ちゃんの一方的な視点の物語だったはずが、気持ちを込めていたその相手に最後の最後で意趣返しをされる。何とも喜ばしく美しい皮肉を返されることで彼女らの、彼女らだけの友情物語が成立するという・・・うーん最高。

 

 

後これを書いてて気付いたんですが、この時ルビィちゃん花丸ちゃんに姉ダイヤちゃん影を重ねていたんじゃないかなとも思いました。いきなりスクールアイドル部に体験入部を持ちかけ、運動苦手にもかかわらず無理を押して自分の背中を押してくれる。ベクトルは真逆ですが、自分の知らない部分から自分の夢に口を出してくる、という部分に似たことを思ったのかもしれません。

ということはつまり、自分がやりたいことを犠牲にしてまで何かをしようとしている。ダイヤちゃんがスクールアイドルを遠ざけ始めた頃に感じたものを花丸ちゃんにも感じた彼女は、もうそんな自己犠牲をする人を見たくないという一心で涙ながらに訴えた・・・のかもしれません。

 

 

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ルビィちゃんが人を想う心は、さっきから何度も書くように他人の事情に深く干渉しません。何があったかは分からないけど、だけどきっと自分が知り得ない理由があってそんな感情を持って行動している。その後に続く自分の本意に変化こそ及びましたけどね。

でもこういう形で「人の気持ちに寄り添う」ってなかなか達観してるというか、大人びてるなぁという印象を受けます。ですがよく考えるとこの気持ちの向きというのはルビィちゃんだけでなくAqours全員に通じるもので、あるいはこれこそが彼女らが自覚こそしなかったAqoursらしさかもしれません。

1期6話や7話でスクールアイドルのインフレした実態に既に何か知っている風なダイヤちゃんへの追及をルビィちゃんが庇ったシーンは、今でも自分の記憶に鮮明に残っています。どんな苦境に陥っても絶えずアイドルの練習を欠かさなかった、「一生懸命頑張る」ことを誰よりも培ってきた自分だからこそ「一生懸命頑張っている」姿とそこに持ち得る感情はひしひしと伝わるもの。そこにまた伝播するものがあるんですね。スクールアイドルが大好きだったはずのに、何故か心に蓋をしてAqoursと一線を隔たったままのお姉ちゃん。どんなに事情を取り繕って流麗な舞いと穏やかな表情を向けていたとしても、彼女の目には、ちっちゃなハートには誤魔化せない奥底の「辛さ」が伝わります。あまりにも優しく、優しすぎる女の子だなぁと感じたのが6話のシーンでした。

 

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そして。紆余曲折あって、自分を排してしまうほど人を慮り頑張る彼女の夢は、2つ両方とも叶いました。

自分が大好きなことを、自分の大好きな人と一緒にやることができる。

何年間も願いとてもとても大事に仕立てた衣装を、人生で一番大切な人に渡すことができる。

こんなに嬉しいことって無いでしょう。プロセスは違っていても、一度は誰かの為に誰かを傷つける道を踏み誤ったとしても、きっと同じ場所に立てると信じた彼女の「努力の勝利」です。

 

 

 

 

 

 

・アニメ2期

 

 

 

・成長の"時間"

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フォーカスを当てる・・・までもないですよねぇ。2期のルビィちゃんといえば!と問うと10人中9人は8話、9話と答えるでしょう。それくらい誰しもの心にインパクトと感動を与える"神回"だったと、自分も自信を持ってオススメできます。

 

 

とはいえ、この2期8話・9話でルビィちゃんに感じたことというのは当該感想ブログで90%くらい書いちゃってて、実質ここに新たに書くことはほとんど無くなっちゃってるんですよね。なのでここから書くことは残り10%と、本放送当時では得られず後に色んな視点から気付きを得て知ったことをポツリポツリと書き出していこうかなと。

 

 

 

 

ルビィちゃんの物語は総じて「成長物語」で、疑いようがありませんよね。2期8話・9話は、1期4話とはまた違う形の「成長」と「自立」が見て取れました。

じゃあ、「成長」というものは結局何なのでしょう。これはそれを受け取った人によって様々に形が変わるものです。背が伸びること。自分で自分の欲しいものが買えるようになったこと。難しい問題が解けるようになったこと。各々自分にとっての正解があって、決して同じものではありません。

ルビィちゃんの成長とは、結局どういうものだったのでしょうか。

 

 

2期8話・9話は、これまた1期4話と同じやり方で今度はルビィちゃん視点がメインで進行されます。HAKODATE、もとい北の大地に立ったルビィちゃんは、それまで明確に見えてなかった鹿角姉妹のパーソナルな部分を目にし、彼女の中で変化が及びます。視聴者の多くも彼女らの生き方や心中の優しい部分を感じるたび「まさかあの2人がこんなだったとは‼︎」と心を掴まれたことでしょう。

 

 

理亞ちゃんは感想ブログでも書いたように、自分の世界をとても大切にしている女の子です。聖良さん、姉様という存在のある世界がとてもとても大事で、姉様のいるスクールアイドルにこだわり続けていました。それほどのカリスマ性を持つ聖良さんにもびっくりですが、理亞ちゃんは異常なまでにそこに誇りと、あるいは2期で「焦り」を感じていました。

この2人ならどこまでだっていける。誰がかかってこようと容赦はしない。全力でやりきって、全力で圧倒し、全力で君臨する。その為にならどんな努力も惜しまないし、誰も彼もを蹴落とす覚悟がある。1期7話でAqours初対面した時に、そんな敵意剥き出しの眼光に悪印象がついた人も多いのでは。

自分もまあそんなに良い印象は無かったのは事実ですが、「ある意味潔いな」とニヤッとした部分もありました。毅然とした、正々堂々とした勝利宣言というのは何者にも縋らない強い意志の表れ。A-RISEに憧れた故のスタイルだと思いますし、「しのぎを削り合うスクールアイドルの側面として筋は通ってる」と認めてる部分はあったんですよ。まあ大敗を喫して落胆しているところにマウントするのはちょっとアレだけど。

ただその1期7話や12話でSaint Snowが出てくるたび、理亞ちゃん聖良さん姉様と呼ぶたび、ああお姉ちゃんのことを姉様呼びするのは何かリスペクトがあってのことなんだな、わざわざ個性的な姉妹にしたんだからその辺改めていつか掘り下げられるんだろうななんてぼんやり考えていました。そして実際2期でかなりきっちりとした掘り下げがあって、その中でも理亞ちゃんの今まで見せたことのない表情にはかなりグッときました。何だよーお前ー可愛いとこあんじゃんって。

 

理亞ちゃんルビィちゃんと似た境遇にいたんだと思います。誰よりも尊敬する人と同じスクールアイドルをやっていて、それが本当に幸せなことだと感じていたこそ、この世界を、この時間を大切にしていたい。最高の景色を共に見ていたい。

終わってほしくない。

現実とは不条理なもので、強い気持ちをいくら携えても実際に強く、上手くやっていける訳ではありません。気持ちが空回りし体が強張った結果、よりにもよって一番大事な場面で理亞ちゃんはミスを冒します。そしてそんなミスを見逃してくれる訳もなく、彼女が望んだ孤高の夢は潰え、Saint Snowはタイムリミットを迎えます。彼女が誰よりも渇望した「最高の時間」を、自分の手で最期にしてしまった。

 

そんな彼女をルビィちゃんは悲痛な面持ちで見ていました。姉妹という似た関係がより一層共感させたのもあるでしょう。そうだ。この時間は無限じゃない。自分が夢を叶えた、最愛の姉とスクールアイドルをするという時間は有限だったんだと、改めて気付かされてしまった。先代μ'sでさえもぶつかった、スクールアイドル永遠の命題です。楽しい時間というのは・・・あまりに無情な程にあっという間。

 

 

 

上述したように、ルビィちゃんにとっての「スクールアイドル」は、自身の憧れであると同時に姉ダイヤちゃんと開いた差を埋める共通のものでもあります。だけど、そこにどうしても時間は介入する。今は順調に勝ち進んでいるラブライブ大会の成否がどうなろうと、来年になれば浦女という学校も、3年生もいなくなる。お姉ちゃんと一緒にスクールアイドルもできなくなる。自分がどう足掻いても、どんなに勇気を出してもそれだけは仕方のないこと。

 

「でも、ルビィはもっと歌いたい」

「お姉ちゃんの背中を見て、お姉ちゃんの息を感じて、お姉ちゃんと汗をかいて・・・」

「ルビィを、置いていかないで・・・」

 

叶えようのない願いを「正直に」吐き出し、嘆き悲しむルビィちゃん。それに対し、ダイヤちゃんは妹ルビィとのスクールアイドルの時間を「私は充分、満足していますわ」と心を込めて返します。

 

だけど、「この先のこと」を話すダイヤちゃんは、ルビィちゃんから視線を外して斜め上を見上げます。

 

ルビィちゃんはこのシーンで、「終わりにしなければいいんだ」とハッとしたんだと思います。キャプを貼れなくて申し訳ないですが、この一連のシーンの姉妹の視線誘導がかなり大事なとこだなぁと思ってて。

 

お姉ちゃんはルビィのことを、この時間を自分と同じように大事に思ってくれてる。

だけどそれと同様に、自分の「これから」も別の視線で考えようとしている。

 

今を受け入れて、感謝して、噛み締めて、まだ見ぬ未来に進もうとしている。

 

ルビィは、未来を見据えようとしているお姉ちゃんに何が出来るだろう。何を用意してあげられるだろう。

 

 

こんな風に思ったんじゃないかなって。姉と妹で開けた差を埋めてくれるあまりにも大切な時間のために、自分は何を贈ることができるだろう。自分に、自分だけにそれを贈る力はあるのかな。一生懸命考えた末に、彼女は冬の夜空に息を凍らせ単身出かけてある人にこう言います。

「ルビィ、黒澤ルビィです。お話が・・・お話があるの!」

 

 

 

 

 

・Dear My Sister

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黒澤ルビィ/オリジンははっきり、この8話・9話と言えましょう。では名付けるとしたら何だろう・・・技の名前みたくしたくはないし。彼女を象徴するもの。うーん・・・と考えていた時に、とあるミュージシャンの方の歌にヒントがありました。実質、このブログの代名詞です。

 

「大切な人の背中を追いかける勇気」

 

でしょう。

 

理亞ちゃんが後ちょっと足りてなかったのは実はここだったんだと思います。人間、リスペクトしている人を見習うというのはとても大事なことです。自分の人生の教科書ですからね。ですが人の背中を見習う、ついていくというのはそうしていく内に自分の本来の道筋をその人に委ねてしまいがち、依存してしまいがちになるものです。教科書には載ってない〜、なんてよく歌で歌われますが実際その通りで、何か一つにあまりに固執してしまうと、本当に想定外の時に「自分の全てが裏切られた/失われた」と思い込みに走ってしまいやすくなるんですよね。自分も最近色々あってそれを実感してましたし・・・身近な例で言えばμ'sから主人公が移り変わった時も、そう感じた人は少なからずいるのでは?

 

勿論、理亞ちゃんルビィちゃんが経た「一緒のスクールアイドルの時間」はかけがえのないものです。これは何者にも代えがたい、たった一つの雪の結晶。そしてこれは同時に追いかけられる背中側・・・聖良さんダイヤちゃんも同じく心のアルバムに大切に保存している時間でしょう。

だけどお姉ちゃんは今、視線を足元から未来に向けようとしている。

大切な人が、姉が、しっかりと自分の未来に向かってその背中を前へ、遠くへ進めようとしている。ほんとは悲しいし寂しいしもっと一緒にいたいけど。その背中側の気持ちに気付けたからこそ、自分たちも自分たちだけの歩を進めなきゃ。

 

善子ちゃんのシリーズの時に「想いよひとつになれ」はAqours全員に通ずる曲だと書きました。ルビィちゃんにとってのそれは「大事な夢追うとき  大事な人が分かる」だと思います。これは正確には前後逆で「大事な人を追う時、大事な夢が分かる」なのかなって。1期でも2期でも、自分が大事だと思う人が本当に望むことを考えたとき、自分が本当にすべきことが分かるんだ、という成長を歌っているのかなって。ルビィちゃんにとってのもう一つの「成長」とは、「人の立場になって考え行動すること」です。大人になったら出来て当然、とは自分はとても言えませんよ。いくつになってもこのことは聞き飽きるほどよく聞くし、だからこそそれだけ難しいこと。

絶えずその人の手助けになるようべったりくっつく、という訳ではありません。その手を手放して、背中を押してあげるということも、その人の為を思うなら必要なこと。そしてそんな姿を見せることは、先に生まれた者にとっては本当に尊い姿のはずです。

それこそが彼女彼女が分かち合った、世界で一番優しく逞しい「勇気」と「成長」。

 

 

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9話感想ブログの時に自分は千歌ちゃんが美渡姉への印象を話すシーンでガッツポーズをしたと書きましたが、何にグッときたかってよくよく考えてみたら割とこう・・・静かなもので。

要するに「きょうだいは永遠にお互いの立場になり得ない」ってことなんですよ。

 

どんなきょうだいであれ、一度はきょうだい喧嘩をしたことがあるでしょう。ダイヤちゃんルビィちゃんの関係はかなり特殊ではありますが、そんな彼女らでも必ずお互いに譲れない何かをめぐって火花を散らしたことはあるはずです。そういった喧嘩は何故起きるのかっていうと、とどのつまりは「年上は年下の、年下は年上の気持ちや立場が分からない」ということに結びつくと思います。

それでも結局、仲違いこそすれ何だかんだ最適な距離感は保ち続ける。きょうだいってそういうものなんですよ。それこそ千歌ちゃんが言うように、生まれた時から一緒にいて、あまりにも自然だから。どれだけ分かり合えなくても、お互いの立場が分からなくても、お互いを一番よく知っている存在だからです。

 

Aqoursは、そんなの距離を優しく繋ぎ止めてくれました。互いが互いを想い合い、また次の道へのユメノトビラを見せてくれる。ルビィちゃんのこれからの、お姉ちゃんのいない未来はどうなるか分かりません。だけど・・・遠く離れても、きっと空は繋がってる。勇気を振り絞り、「がんばルビィ‼︎」という"必殺技"を生み出して一生懸命頑張り続けた彼女が次に見る空は・・・きっと、どこまでも澄み切ったに染まっていることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・最後に

 

 

 

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はい、というわけで今現在16000字近く書いてます。善子ちゃん記事より増えてんじゃねえか。冒頭で要約するって言ったん誰?

前回その善子ちゃん記事で「各キャラへの絡み云々」のコーナーを設けてましたが・・・まあ文字数のアレもあってちょっと省きます。別にここで書いてもいいんですが、アレ書いてくと楽しいのは楽しいけど昔のSS癖もあってかどんどん2次創作っぽくなるんですよね。歯止めがきかなくなるので前回はめちゃくちゃセーブしながら書いてましたし、そんな心苦しい記事にしたくないので割愛。

 

その分、今回のルビィちゃん編では・アニメ1期  ・アニメ2期のところで花丸ちゃんダイヤちゃんとの関係性に触れつつ書いてみました。千歌ちゃんとの絡み・・・は2期9話感想ブログでほんのり書きましたし、後書けてないのは衣装担当繋がりの曜ちゃんと善子ちゃんくらいかな〜。更新遅くて早く書き上げたいので泣く泣くカット!すまん・・・もし書けたら別の機会に。

ルビィちゃんはアニメでは人見知りで、心なしかお姉ちゃんと1年生メンバー以外であまりセッションが無かった印象ですねー。2期2話も仲裁って立場にいたし。それでも、いやそれだからこそ担当回では自分だけの世界をかなり色濃く弾き出してたと感じています。

 

 

「諦めない、ことを諦めない」。

ルビィちゃんは2期が始まるよりも前、1期の時からずっと努力し続けていました。

1期8話で苦い結果を味わった時でさえ自室で一人練習を重ね、2期7話で廃校阻止の夢に敗れたかなり辛い状況の時でも「3年生にとってはこれが最後のラブライブだから!」と手を上げて名乗り出ました。

 

 

自分が弱虫で泣き虫で、ドジで不出来だということを誰よりも一番よく分かっているから、誰よりも努力できる。努力を決して止めない。諦めないことだけは決して捨てない。

その根源には、出来損ないでちっぽけな自分を支えてくれている大切な人の存在を知っているから。その人を想い、その人の望むことならどんな勇気も厭わない。「大勇は怯なるごとし」とはこの子のだと思います。

 

自分は、そんな「ちっぽけな勇者」であるルビィちゃんのことが大好きです!今はあどけなくて弱々しいかもしれないけど、きっといつか、あなたの夢見る憧れのスクールアイドルに一番似合う大輪の笑顔が咲くことを信じて。

 

 

 

 

 

 

 

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これからも、ずっとその髪の紅緋色に相応しい勇気の女の子でいてね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いとふゆ