Sunny Record

深夜アニメ・ラブライブ!の感想等…

アニメサンシャイン‼︎2期9話「Awaken the power」感想&考察〜Twin Twinkle Crystal!〜

f:id:SunnyRoad:20171204202005j:image

None so immature as those who will not make it in your own.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アニメサンシャイン‼︎2期9話の感想&考察です!HAKODATE編前後編の後編となりますがぶっちゃけ前編で伝えたいものを受け取って全部書いたつもりでいたので今回は書くことあまり無いんです・・・が、それだけに敢えて多くを語らせない、30分の映像物語に全てが詰まった神回でした・・・‼︎

 

 

 

 

 

 

#9   Awaken the power

 

 

 

 

 

 

 

f:id:SunnyRoad:20171204202954j:imagef:id:SunnyRoad:20171204203006j:image

前回、ルビィちゃん理亞ちゃんに曲作りを提案したことを1年生ズに話すシーンから。

特に言葉として言及はされてませんが、この9話は今まで妹の自分を支えてきてくれたお姉ちゃんへの大切な想いを妹だけで作った歌に乗せるという、サプライズプレゼントのような構成になってますね。クリスマスだけに

 

 

 

 

f:id:SunnyRoad:20171204210830j:imagef:id:SunnyRoad:20171204210840j:image

はいここ。いきなりガッツポーズした。

朝食?に北海道名物やきとり丼(とは名ばかりにこれは実際は豚串らしいですね、驚き)を食べかけた口を戻し、ルビィちゃんに協力するずら♪」と協力に賛成する花丸ちゃん

8話の感想ブログで失望を早まらなくてほんっっっっとに良かった。マジで名誉挽回してきやがった。いや別に何かやらかしてた訳ではなかったけど。

前回8話で、花丸ちゃんが北海道に来てやたらめったらメシ食って厚着してドスコイするだけの直接的な描写に、あくまで個人的な所感ですが「うわぁこれはガッカリなキャラ改変だなぁ」と引いた目で見てたと書いたのは記憶に新しいですね。ですが総評で点数化する際、「とりあえず後編の動き見てから考える」と彼女の動きを早合点せずに敢えて先延ばしにしました。先見の明なんて大それたもんじゃないけど「ナイス判断!」と前回の自分に内心自画自賛したくなりましたね。

 

Twitterの方も仰ってましたが、花丸ちゃんの動きはつまり「ルビィちゃんが何かに悩んでぅゅぅゅしてることに本当は気付いてけれど敢えて自分から過保護は見せず、本人の口からキチンと告げられた時にスッパリ食べるのを止めて協力する」なんですね。友達付き合いとしては今時の年頃の女の子らしいとは思えませんけど、でもこれはある種1期4話の花丸ちゃん流のルビィちゃんへの後押しに通じるものがあって心を許し合ってるんだなぁとしみじみ思いました。

あの時、彼女は敢えて自分がスクールアイドルを志す向きを見せることでルビィちゃんの大切な人へ寄り添っていきたい気持ちを上手いこと前へ促していきましたよね。そして1期4話で自分の気持ちへの鎖から解き放たれたことを確認した花丸ちゃんだからこそ、2期8話では「その時」が来るまで静観しても大丈夫だと、踏んでいたのだと思います。

小さくて可愛い妹が姉に初めてスクールアイドルになりたいという意思をぶつけられた女の子なら、きっと自分の気持ちと向き合い、自分が何をやりたいか、何を大切に想うかを見据えた上で自分たちに彼女の意思を相談する時が来る。そんな風にこのシーンを受け取ると、いかに優しく心広い眼差しであるかが分かりますね。

 

 

後はまあ、いっぱい食べまくってること自体については善子ちゃんがその都度ツッコむことも含めてフラグだったのが後のシーンで明らかになりますし、この9話で8話の花丸ちゃんマルマルシーンに対してのモヤモヤは完全に雲散霧消しました。そうだよそうだよ、伏線や布石ってのはこうやって話数をまたいで使うからおもしれーんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:SunnyRoad:20171204213533j:imagef:id:SunnyRoad:20171204213601j:imagef:id:SunnyRoad:20171204213616j:image

ラッキーピエロで曲作りの作戦会議をする1年生ズ+理亞ちゃん。ここにきて、今までルビィちゃんだけに見せてきた色んな表情を花丸ちゃん善子ちゃんとも交友の輪を広げて共有していく理亞ちゃん。そして理亞ちゃんもまた、今まである程度認知はしてても関わってこなかった彼女らの口癖や性格に共感を覚えて次第にムスッとしていたのが柔和になります。

何とも微笑ましいですよね。あどけなさを残したまま、それぞれ違う尖った性格がワイキャイしてるの見るのほんと好き。メタな話では、今まで1年生ズは全体的に声が(ヨハネを除き)高音メンバーばかりだったのが低音の理亞ちゃんが加わって会話の彩りに締まりが出たのが面白いなぁなんて。

 

 

f:id:SunnyRoad:20171204214523j:image

自分を模したスタンプを使うのか・・・(引いた目)

実は自分結構可愛いんじゃね?と自意識過剰なのが板についてきましたね。そういう意味では寧ろ善子ちゃんの方がスタンプ送るキャラに適してるのでは?と思うし、陰ながら毒改変されまくってるのは実はリリーなのでは・・・?

 

 

 

 

 

 f:id:SunnyRoad:20171204215230j:imagef:id:SunnyRoad:20171204215256j:image

理亞ちゃんのセンチメンタルにまだ寄り添っていたいと微妙に苦しい言い訳、というかウソの方便でHAKODATE残留を2、3年生に申し出る1年生組。

前回8話でクリスマスツリーが飾られてる時点で気付くべきだったんですが、なるほど作中は冬休み中だったんですね。学校そっちのけかいなんてツッコんでたのがお恥ずかしい・・・

でもどっちにしても内浦〜函館間の往復を簡単に考えすぎじゃね?とか思ったりもしました・・・けど、

 

ってことなんでしょうかね。後にあるダイヤさん単身お迎えのところも含め。ちなみにどこかでチラッと見かけただけですが内浦〜函館間のリアル運賃は片道だけでウン万とするらしいですね。HAKODATE旅行の発端はラブライブ大会観戦なので宿泊費とかの辺りはある程度大会側が負担してるとは思いますが、それでも遠征を軽々考えられるなんてこれだから金持ちは

アワビや伊勢エビをポンと食材に差し出せるモノホンブルジョワマリーは価値観が違うぜ。あちこちに別荘と料理人を構える先代の医者の娘さんにも全く引けを取りません。

 

後どうでもいいけどこのシーンの果南ちゃんの親戚の叔母さんみたいな微笑み、何か笑った。

 

 

 

 

f:id:SunnyRoad:20171204221005j:imagef:id:SunnyRoad:20171204221014j:imagef:id:SunnyRoad:20171204221125j:image

[悲報]2期ではほとんどはっちゃけてなかったダイヤさん、ここにきてシスコンに耐え切れず迷惑客になってしまう・・・

皆勤賞ならず。妹のことになるとお前がブッブーやねん。ガラケーの待受なんでしょうか、今時の女子高生らしく面白写真加工アプリでイジったルビィちゃんを想い発狂するダメ姉。何でしたっけこのアプリ、SNOWでしたっけ。あ、なるほどHAKODATE編だけに。

1年生ズがSaint Snowに寝返る妄想するのは丁度μ'sが2期8話で凛ちゃん絵里ちゃんに良からぬ疑いをかけたあのシーンのパロディですね。それだけでもニヤッとしましたけどダイヤさんの妄想内でも理亞ちゃんSELF CONTROLのこのゴール決めたサッカー選手のポーズしてんのかと思うと変な笑いも出ました。

 

 

 

 

 

 

 

 f:id:SunnyRoad:20171204222426j:imagef:id:SunnyRoad:20171204222634j:imagef:id:SunnyRoad:20171204222440j:imagef:id:SunnyRoad:20171204222706j:image

HAKODATEに残留し、曲作りを本格的にスタートする1年生ズ+理亞ちゃん

1年生にも敬語の聖良さん、高校生どころかデキる大人の女性って感じで最早神々しいですね。そんな聖良さんに余所行きの丁寧な言葉遣いとお辞儀でかしこまる善子ちゃんのインドアスキルを前に、

 

善子ちゃん・・・普通にしゃべれるんだ・・・‼︎」

 

 

f:id:SunnyRoad:20171204223229p:image

 

 

4話以外ぅゅぅゅとピギィしか言ってこなかったみたいな1期を差し置いて何言ってんですかね。それに善子ちゃんのよそゆきスマイルは素の心根が優しく礼儀正しい善い子なのもありますけど、普段なりきっている堕天使のような「キャラ」として使い分け、切り替えをこなすのは彼女には尚更お手の物なんですよね。1期5話で引きこもりキャラ脱却を図った時のように。初対面のコミュ能力と自分の内面をひけらかしたい欲を無視すれば、1年生ズの中でダントツで対人スキルは高いはずです。

ってか今更聖良さん借りてきた猫キャラ演じても遅いんだけどな。

 

 

 

 

 

同じ時間を共有して、お互いの色んな表情や隠れた一面を見つけ合い、分け合っていく。

善子ちゃんが実は礼儀正しかったり、

花丸ちゃんに口癖があったり、

理亞ちゃんといがみ合う時のルビィちゃんが感情豊かだったり、

ルビィちゃんとの曲作りが完成した時、理亞ちゃんが満面の笑顔になったり。

自分さえも知らなかった部分が、誰かと関わることで、色んな人と知り合うことで見出されていく。自分のことを、周りを見渡し繋がることで改めて気付き、前へ進んでいく。勿論、それが出来たのは今までの自分があった訳で、否定する訳ではありません。だからこそその時見える景色は、どんな宝石よりも美しく綺麗で暖かく、また力強いきらめきの筈。

 

 

 

 

 

 

 

f:id:SunnyRoad:20171204230151j:imagef:id:SunnyRoad:20171204230054j:imagef:id:SunnyRoad:20171204230234j:imagef:id:SunnyRoad:20171204230245j:image

先にツッコむぞ。

 

アニメラブライブ!の世界観怖えな。

 

先程の飛行機の乗客、そしてこのクリスマスイベントの選考会の審査員と女だ(ら)けの世界観で改めて苦笑しましたね。2期3話の予選会場にリアルでは男性もあるのが女性トイレだけになったカットでも騒がれてましたが徹底してますねぇ・・・ガルパンでもストパンでもきららアニメのトップごちうさでも男は出たのになぁ。まあ萌え豚ご用達アニメだし仕方ないんだろうけど。

ちなみに男が全くいない訳じゃなく、声の無い観衆モブとしては一応存在しています。ラブライブ!メンバーが男と直接的に関わったのはメンバーの親族以外ではほぼ無いという感じですかね・・・YAZAWAパイセンが1期でセンター争いをした時のビラ配りでガシッと腕を掴んだくらいしか記憶に無いです。後YAZAWAパイセンが男子小学生にウ●コ呼ばわり・・・ってYAZAWAパイセン多いな。

 それはともかく。

 

 

 

ここ、泣けるシーンですよね。ルビィちゃん理亞ちゃんも、内気で引っ込み思案な性格故初対面の人とは上手く話せない。だけどそれを分かった上で、「全部一人でやらなきゃ、意味ないでしょ?」と敢えてここは正念場だとツインツインテールズ2人に選考会場の面接に行かせて見守る善子ちゃん花丸ちゃん。そうなんですよ、このライブは大好きなお姉ちゃんへの想いを伝える為のライブです。彼女ら2人が行かないと意味がありません。

 

いくら同じ境遇の同級生を見つけて仲良くなったとはいえ、弱点を克服した訳ではなく面接会場の空気に及び腰になってしまうルビィちゃん。弱気になっていつもの「お姉ちゃん・・・」という口癖が出てしまいますが、今までダイヤお姉ちゃんの厳しく凛々しい姿に勇気をもらったことを思い出し、勇気を振り絞ってライブにかける素直な想いをハキハキと話します。

ここ、感動しましたね。ルビィちゃんの頑張るビィに感動したのもあるんですけど、それ以上にルビィちゃんが今までダイヤさんの厳しい態度だったシーンを思い返した上で「勇気をもらった」と吐露したことに、感動すると共にこれまた1期4話よろしく軽い衝撃を受けました。

だって普通、萎縮するじゃないですか。かつて優しい微笑みで自分と同じくスクールアイドルにお熱だったお姉ちゃんが、いつの日かいきなり眉間にしわ寄せて、大好きだったスクールアイドルにも冷たく当たって厳しくなられると。大人しくて内気な子なら、塞ぎ込んでしまうはずなんですよ。

だけど、ルビィちゃんはそう受け取らなかった。ダイヤお姉ちゃんは何か理由があって厳しくなった、好きだった自分を嫌いにならざるを得なかった。だけど自分だけは、たとえスクールアイドルになれなくてもお姉ちゃんを嫌いになっちゃいけないと思った故なんですよ。だからその厳しさを思い返しても一時の冷たさではなく、凛々しさと受け取った。その態度を「勇気」と呼べるんです。

すごくないですか。ここまで大切な人の気持ちを慮れる人がいたでしょうか。初期からずっと「どうせ小動物系キャラだろw」と見なしていた自分を恥じましたよ。アニメ1期でもルビィちゃん、4話以外じゃピギィちゃんじゃんwなんてヘラヘラしてたのが恥ずかしい。この8・9話の掘り下げによる成長と自立をキャラ改変の一部とするなら、ルビィちゃんは間違いなく良改変キャラですよね。花丸ちゃんと善子ちゃんみたくこのシーンはウルっときちゃいました

 

 

 

 f:id:SunnyRoad:20171204235726j:image

流石にこれは百合が過ぎると思ったけどね。

まあダイヤさんのシスコンっぷりがこの時から発揮されてると分かるシーンではありますがちょっと露骨にくどいと思ったのワイだけ?もしくはこれも「ルビィはお姉ちゃんをこう見てた」と上述の感動した部分と繋げれば、実際は頭撫でたくらいでここまでしてないけどルビィちゃんの思い出補正が働いたと・・・いうことにしときます。妹思いやなぁと微笑ましく見りゃそれまでなんですけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:SunnyRoad:20171204235630j:imagef:id:SunnyRoad:20171205000347j:imagef:id:SunnyRoad:20171205000354j:image

 

お前が太るんかい。

 

花丸ちゃんが露骨にマルマル描かれていたのは、同じく彼女に付き合って食べてた善子ちゃんにお肉が付く展開への布石やったんやね。思えば花丸ちゃんは厚着してたからドスコイドスコイしてただけで、直接的にお肉がモチっとした描写はありませんでしたね。上でも書きましたが早とちりして反省。

じゃあ善子ちゃんが太っても怒らんのかと言われればそうではなく、自分が失笑したのは友達そっちのけで食べまくってドスコイ描写すんのは無神経っぽくて気に食わんなぁと思ったからなのが主であってその点は花丸ちゃんの冒頭シーンで上述した通りですし、美味しい名産品や名物につい目を奪われて後先考えず食べちゃってほっぺがポヨヨン、というのは実に女の子らしくて可愛いと自分は思います。そのまま太る一方になるのは流石に看過できませんがこれくらいのマイルドな表現なら許容範囲内ですし、永久に体重も容姿も変わらない処女性を求める狭量な輩みたいなズブズブオタクじゃないので。

 

 

 

 

 

f:id:SunnyRoad:20171205001919j:imagef:id:SunnyRoad:20171205001948j:imagef:id:SunnyRoad:20171205002051j:imagef:id:SunnyRoad:20171205002058j:image

イベント選考会で「必ず満員にします」と大口を叩いて出場を勝ち取った手前、地元のラジオ局で宣伝をする4人。

 

おい、声変えてようが見逃さねえぞアキバレポーター。

 

神出鬼没というかスクールアイドル出づる所にこいつ在りという感じで一種のホラーを感じますね。最早アキバでもレポーターでもないのでキャスト欄にも枠がありませんでした。何澄ました声でMCしとんねん。

 

帰り際に、今まで厳しい顔でちょこちょこ付け回してた女の子2人組と向かい合います。多くの視聴者は新手のスクールアイドルと思ってたはずですが理亞ちゃん曰くクラス友達。そういえば制服同じだね。

これもまた多くの人が想像したように、理亞ちゃんは学校でもツンツンした態度を取ってるのか孤立してるらしく、ルビィちゃんの陰に隠れてしまいます。そんな時、相手が口を開くより先にルビィちゃんの方からライブと理亞ちゃんのことを打ち明けます。一度場数を踏んでるからか、著しい成長を感じますね。

促されるままに理亞ちゃんもたどたどしくライブのことと、そしてラブライブ予選大会に落ちたことを謝ります。ここ、地味に良いなぁと思い胸にジーンときました。理亞ちゃんはクラスで孤立してはいても、彼女自身は姉様以外の人と関わりたくないとは思ってない訳ですよ。

 

 

理亞ちゃんは、1期7話の初見時、とても排他的な女の子だなぁと思いました。「勝つ」ことと、「姉様」のことしか口にしない。それ以外は要らない。自分にも他人にもストイックに、吊り目を更に尖らせている娘なんだという印象でした。でも今回改めて考えたら違ったんですよ。彼女は先のシーンで1年生ズに共通する部分を見つけて共感したように、「自分の世界」に閉じこもってる女の子なんです。本の世界や、堕天使の世界や、スクールアイドルの世界のように。自分の中で大切に大切に抱えているものがあって、その世界の外に踏み出すのが怖くて。

でも、花丸ちゃん善子ちゃん、そしてこの9話でルビィちゃんも「踏み出す勇気」を知りました。もしかしたら現実は残酷で否定的かもしれないけど、自分らしさを見失わない居場所を見つけられました。それがAqoursです。彼女らはAqoursで日々を過ごしていくうちに、新たに色んな事を見て、聞いて、知っていったからこそ、本来寄り付かない人種であろう理亞ちゃんに助けの手を差し伸べられたんですよ。ルビィちゃんが震える理亞ちゃんの「背中」になって言を発することができたのも、先に「その一歩」を踏み出して、色んなものが見えたから。

 

自分にとって、何が大切で、それをいつもどう見ていて、何故こうしたいのか。行動理念や原理は同じでも、外の世界に踏み出して見聞きすれば自然と見方は変わるものです。人はそこに気付いて行動を変えることを成長と呼ぶ。そうすれば味方となってくれる人を新たに見つけられる。だから人生は面白い、死ぬまで未熟だなんて著す書物が沢山ある程に。

理亞ちゃんはこうして、今まで心の中では嫌っていた訳ではなかったのに踏み出せていなかった一歩を踏み出しました。その熱意と素直な気持ちが伝わって、クラスメイトも優しく声をかけてくれた。時間がどれだけかかっても、その一歩の大きさにはかけがえの無い価値がある筈です。ルビィちゃんが先の選考会でダイヤさんの厳しさを凛々しさや勇気だと受け取れたのも、同じ想いを抱えた理亞ちゃんと出会って、深く知り合えたから見出せた見方故に心の味方になったのかもしれませんね。今まで周りのものが怖くて怯えて泣いちゃう泣き虫ルビィちゃんが嬉しさの涙を覚えるのも感慨深いですよね。ここは深く感銘を受けました!

 

 

 

 

 

f:id:SunnyRoad:20171205024517j:imagef:id:SunnyRoad:20171205024533j:imagef:id:SunnyRoad:20171205024537j:imagef:id:SunnyRoad:20171205024549j:image

クリスマスイベントに、姉の聖良さんダイヤさんを招待する妹2人。親族から貰ったお年玉がお母さんに徴収されるシーン・・・ではなく、これクリスマスカードですよね。んもう縦書きにするからポチ袋に見えるじゃんー。

2人の妹の成長を祝福し、優しく抱き締めます。何これはじめてのおつかい

ルビィちゃんばかりにスポットが当たってるようにも見えますが、上述のように理亞ちゃんにもキチンとシーンが割かれていて。そしてそんな妹の成長を感じ取り静かに見守っていた聖良さんは、どんな気持ちだったでしょう。今までで自分以外の人と交流さえままならなかった妹が、何やら嬉しそうに部屋を掃除して友達を連れ込んで、夜通し何かやって騒いでる。そしてこうして舞台とクリスマスカードで「ありがとう」「大好き」の気持ちを用意してくれて。

間違いなく、そんなことは初めてで。

 自分はその年下側なので姉の気持ちというものを上手く推し量れませんが、いつも自分の背中をついてくる嬉しさとは、また一段と違う嬉しさがあったはずです。

 

 

 

 

 

 

 

f:id:SunnyRoad:20171205143102j:imagef:id:SunnyRoad:20171205143111j:imagef:id:SunnyRoad:20171205143125j:image

そんな光景を、嬉しいような切ないような面持ちでじっと見つめる女の子は千歌ちゃん。彼女は函館残留の時も内浦に帰った後も、誰よりも早く1年生ズの気持ちを汲み取りフォローしていました。それもそのはずもう一人の妹である千歌ちゃんルビィちゃんらの奮闘にシンパシーを感じた・・・のもありますけど、彼女は2期6話で「自分の力で何とかする」ことにただならぬ思いを重ねた身です。自分が頑張った姿は傍から見ればこんな風だったんだなぁとか、みんなこうして0を1にしていくんだなぁとか思うことが色々あったんじゃないかなとしみじみ思いました。

 そう、彼女はあの時、自分の中にある可能性を信じました。普通怪獣から脱却すべく、自分らしさを見つめ直すべく。つまりそれは、自分の中に、自分が未だ見えていない、知らないチカラがあると信じた訳で。周りを見渡し、自分を見つめ直して信じたからこそ小さな可能性たちを引き寄せるチカラを生んだのです。

それを人が成長と呼ぶ時、そのチカラは・・・

 

 

 

 

 

 

 

f:id:SunnyRoad:20171205144007j:imagef:id:SunnyRoad:20171205144017j:imagef:id:SunnyRoad:20171205144029j:imagef:id:SunnyRoad:20171205144041j:image

新曲、と表現するのは実は正しくありませんね。Saint  Aqours Snowデビューシングル、  「 Awaken the  Power」です。目覚めるチカラ。

なんとこのSaint  Aqours Snow名義でシングルCDを発売するらしく、不遇だ冷遇だと騒がれたSaint Snowの新曲「DROP OUT⁉︎」なんかも収録されるもよう。前回8話でイントロぶち切りしたのはそれでか・・・いやでもこれは嬉しいですね。本編だけでなくスクールアイドルの方でもやっと好遇されたんやなって。

で、肝心の曲ですが、最初ルビィちゃん理亞ちゃんがそれぞれしっとりソロで歌い上げたのが一変、「ハイ!ハイ!ハイ!」という合いの手が特徴的な、ポップでアップテンポなクリスマスソングへと変貌します。サビまで駆け抜けると今度は花丸ちゃん聖歌隊要素を取り入れたのかまたしっとりと聖夜をイメージしつつ歌う、光と陰、表の顔と裏の一面が対となったような面白い構成の名曲です。

パステルカラーを基調とした衣装には一段とキラキラの装飾が散りばめられ、冬の朝の澄んだ空気に輝く吐息のような、ダイヤモンドダストのような冬らしいものを彷彿とさせてくれます。

ステージPVの演出も、暖色で柔和な色味を持つ街灯をクリスマスツリーのオーナメントの色合いにも似た色のイルミネーションが彩り良くコラボしアップテンポの時に輝かしく包み込み、またしっとりとした聖夜イメージの時にスッとなりを潜めて静謐な濃紺色を強調させるのが対照的な効果を生んでいます。冒頭でルビィちゃん理亞ちゃんが点対称に二分割されて歌い上げる映像演出も見惚れてしまいますね。

幻想的かつ力強い温かみのある名曲だと思います。正直、同類を成すクリスマスソングジングルベルがとまらないより圧倒的に好きです。

 

 

 

 

f:id:SunnyRoad:20171205203418j:imagef:id:SunnyRoad:20171205203559j:image

・・・?

 

自分は  AqoursSaint Snowがコラボ合体したSaint Aqours Snowについてはかなり好意的に解釈しています。せいぜい名前が安直やなぁと思うくらい。

というのも、  Awaken the powerの歌詞、「世界はきっと知らないパワーで輝いてる  何を選ぶか  自分次第さ」というフレーズ。作中から考えるにこの曲の歌詞はルビィちゃん理亞ちゃんが自らへの成長を鼓舞するかのように書いたであろう合作であるはずなのに、Aqoursのスタイルにも通じたものがあると感じたからです。世界は自分が思ってるよりずっと広くて、その分だけ自分が知らない自分を見つけられて、選んだ分だけ同じ志を持った人と遠く離れていても繋がり合える。 Aqoursが幾度となく強かに示してきたテーマですよね。

最年少で一番あどけない素振りを見せていたルビィちゃんがそれに気付くのもまたニクいなぁなんて。

 

 

 大切で大好きなものへ、感謝と愛する気持ちを贈る歌。この歌をそう解釈するなら、丁度全く同じ時期に似た意味でウィンターソングを歌った伝説のスクールアイドルがいました。切なくて、だけど愛しくて、降り積もるの冷たさに

一縷の暖かくまばゆい光を求めたラブソング。少しずつ意味は違っても、大切な仲間を、家族を、友達を愛しいと思う気持ちが一粒一粒の雪片となり集うことで、冷たさの中に暖かさを秘めた「世界にたった一つのメロディ」が紡がれる。ロマンチックな函館の景色と共に、 Aqoursもまた新境地へと歩みを進めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:SunnyRoad:20171205204633j:imagef:id:SunnyRoad:20171205204710j:image

「自立」というものは、決して「自らの力で何もかもをこなす」ことだけではないと思うんですよ。寧ろそれを正しく形容するなら「独立」であり、ある種の「孤立」でもあります。つまりはちょうど以前までの理亞ちゃんのようで、やはりそれは成長とは程遠い位置にあるでしょう。

 

「周りと通じ合い、協力し合って一つのことを成す」ことも、「自立」の一つだと自分は思います。何故ならそれが出来るということは周りに一人前として認められているから。お互いの内面を引き出しあった上で、互いに対等だと信頼し合えるからです。その度量は、最早「一人前」として満たされているはず。

 

理亞ちゃんは1年生ズと色んな表情や一面を分かち合い、認め合った上で自分だけが持つ愛しい気持ちに気付きました。もう姉の背中を追いかけるだけの妹じゃない。自分で考え、自分で見付けて、自分の気持ちに正直になって足跡に変えることができる。

それは即ち、自分だけが持ち得る、世界にたった一色しかない輝きです。正にラブライブ!サンシャイン‼︎ですよ。

 

だから彼女は続けます。自分にしか踏めない足跡を。シュプールを。スクールアイドルを見付けたいと願って。今までを否定するのではなく、今までを愛しいと思えたから別の可能性を諦めない。

 

何かを掴むことで、何かを諦めない女の子の瞳に映るのは、

かつて聖良さんと見た世界にたった一つの、

唯一無二の雪の結晶が、

キラキラと、

キラキラとーーー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:SunnyRoad:20171205211043j:image

9話、総合評価は200点満点です‼︎

 

 

いやあ、泣かされました。冒頭でも書いたように今回は映像に映る成長物語が全てで、書くこと・考えをまとめるようなことはほとんど無く、素直に感動に打ち震えました。

ルビィちゃん理亞ちゃんを中心とした1年生チームは8話の影響を受け1年生だけで作るライブに率先していて、今まで未熟なマスコット枠だと捉えがちだった彼女らにも改めて熱視線を送る回だったと共に、

言わずもがなルビィちゃん理亞ちゃんら妹2人が8話で姉を大切に想う気持ちを形にすべく奮闘するグローイングストーリーとなっていました。その姉2人、ダイヤさん聖良さんそれぞれ違う心配っぷりを見せつつ最後はキチンと一人前となった妹に暖かい抱擁で応えたのが微笑ましかったです。

実はシンパシーを感じつつ陰ながら応援していたみかんガールも8話との繋がりを見せつつフォローに回ったシーンを忘れずにいて、全方位に付け入る隙の無いHAKODATE前後編でした。強いて言うなら、ほんとに強いて言うなら姉妹愛描写が若干しつこくて姉妹百合に振り切りそうなシーンがあって胸焼けしかけたことくらいですかね。それ以外は本当に、心の底から大満足の回でした‼︎

 

作中季節はいよいよ冬、残された話数も4話と気付けばかなり少なくなってきました。

Aqoursの物語は、いよいよ最後の佳境を迎えそうです・・・‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:SunnyRoad:20171205213345j:image

来週も楽しみです!

 

 

それでは‼︎

 

 

 

いとふゆ

 

 

 

↓2期10話「シャイニーを探して」感想&考察↓

 

 

http://sunnyroad.hatenablog.com/entry/2017/12/12/232210