Sunny Record

深夜アニメ・ラブライブ!の感想等…

アニメサンシャイン‼︎2期8話「HAKODATE」感想&考察〜紅緋色の星に願いを〜

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当たり前に積み重ねた時間に、大切に寄り添いたくて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アニメサンシャイン‼︎2期8話「HAKODATE」の感想&考察です!前回は思い描いていた姿と違って色々吐き散らしてしまいお見苦しいところをお見せしました。

ですが、今回は寒そうな舞台ながらとっても心が温まる良回だったと胸を張って言えますね・・・‼︎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#8 HAKODATE

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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はぁ〜るばぁる、きったぁぜHAKODATE〜♪

やべえ、JASRACが湧いてくる‼︎消せ消せ‼︎

 

今の中高生ラブライバー(笑)にもまだ北島三郎認知されてるよね?滑ってないよね?善子ちゃんみたいに。

 

 

前回、Aqoursは見事ラブライブ大会のファイナリストに勝ち上がったと共に、浦女の朽ちゆく未来を背負いつつも「名を遺す」ことも学校を救うことだと背中を押され、再び立ち上がりました。ま、そこに抱かれていた学校への思いが自分のビジョンと食い違っていたことについてはもう散々言及したのでいつまでも未練たらしく書きませんよ。

で、全国大会のファイナリストになったということでAqoursは北海道の地区大会のゲストとして招待されます。

 

 

何か随分待遇良くない?μ'sの時そんなの無かったんだけど。

 

 

ラブライブ大会のルールや運営については徹頭徹尾矛盾やご都合展開があり過ぎてツッコミが追いつかないので極力無視するってこの文言すら何回も書いた気もしますが、いくら何でも羽振り良すぎじゃないですかコレ。どうせこの感じだと旅費やホテル代も負担してくれるとかなんでしょ?まあこれで諸々自己負担なら笑うけど。

思い返せばμ's劇場版でも、海外のメディアがスクールアイドルを取材したいとオファーし数日間観光させるくらいなので、生々しい話ですがこのアニメラブライブ!において「スクールアイドル」という存在にはかなり比重や予算が割かれてるのかなぁなんて思っちゃいますね。

ことアニメサンシャイン‼︎に至っては3500組以上のスクールアイドルが凌ぎを削る超絶人気の業界であることは分かってるつもりですが、まさか地区大会の覇者をこれまた北端の地区大会にブルブル凍えさせながら遠征させるって何つーか滑稽に見えてしまうのは自分だけでしょうか。ってことは地区大会の日程が前後していれば逆もあり得たんでしょうか。 

アニメガルパンで大洗vsプラウダの試合をダージリンとペコがわざわざ現地の極寒の地に観に行った、みたいな感じですよね。

 

っつーか学校どうすんだこれ。スクールライフが何より大事って先週言った・・・よね?自分はあまり納得してないけど。まさか浦ノ星女学院という学校施設の建物や立地が物理的に大事という訳じゃないよね?

アニメ1期の頃から自分はアニメサンシャイン‼︎にはμ'sの時にあったような授業風景や休み時間、学校イベントなどの学校生活のシーンが少ないTwitterで言及してきましたが、アニメ2期になってもおくびにも出しませんね。

勿論、最大限の解釈はしてるつもりですよ。アニメサンシャイン‼︎は、Aqoursが大切にしたいビジョンというのは学校もですが、内浦という小さな港町に住む地域の人々が一丸となってくれる温かい支えのことを指しています。

μ'sは学校生活のシーンを取り入れることで「始めはただの部活動だった、μ'sはその延長でどんどんと大きくなった」という「延長線」を強調する為だったとは思いますが、Aqoursはこの分でいくと部活動の一環ではなく・・・内浦最後の凡才ヒーローくらいにまで捉えられているんでしょうかね。そうするとスクールライフなんて二の次になるのもわからなくない・・・んだろうか。まあどのみち最終決定権の理事長がAqoursメンバーなんだからミソもクソも無えんだけど。

そういえばその名残なのか、アニメサンシャイン‼︎ではスクールイベントの描写すら無いんですよね。μ'sの時にはあった修学旅行も2期に未だ組み込まれてませんし。まあ全校生徒があれだけなら出来ることも限られてるよなぁ・・・改めて虚しさを覚えました。

 

 

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誰お前・・・マジで誰?

目出し帽の頭の先の、みかんのヘタが映って無くて目つぶってたらマジでこれ誰が分からんな・・・(決してキャラデザがハンコ絵なのを皮肉っている訳ではありません)シュールな光景に誰もツッコミ入れないのがラブライブ!式。

 

 

 

 

 

 

 

 

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会場に着くなり、地区大会覇者の噂を聞きつけたのか現地の女子高生に写真撮影をお願いされるAqours。まあこれについてはすぐ後で書きますがそれはそれとして何でチェキやねんいや最近の若い女子に人気なのはにわかに聞いたことはあるけど・・・

それにしてもこの3人組可愛いですね!モブが可愛いのはアニメラブライブ!のもう一つの楽しみと名高いですがガッツリ可愛い作画してくれて嬉しい。真ん中の娘、もしかして占いやタロットカードが好きやったりせえへん?後左の娘すげえキス上手そうだな・・・と思って観てました。このブログは健全路線でいきます(再確認)。

 

後この写真見てて気付いて、まあこれは仕方ない事なんですが、このHAKODATE編って雪国故にAqoursも他の女の子も軒並み分厚いコート着込んでるから顔は可愛らしくても画面がどうしても茶色や黒系統の服で塗りつぶされて地味になるなぁと思いました。これは寧ろリアルでもありがちな光景だとは思うんですけどね。普段女子高生がわんさか出るアニメばかり観てて当たり前のようになって盲目でしたがいかに制服が画面映えする華やか・彩り豊かな要素であるかを見直しましたね。

 

 

 

 

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前回サブタイがHAKODATEと出た時点でもう多くのファンが予測済みでしたが、北海道出身のスクールアイドルということでSaint Snowの2人に会いにいくAqours。この8話は、そんなSaint Snow の2人組、姉の鹿角聖良ちゃんと 妹の理亞ちゃんの人物を側面的に掘り下げていきます。

これについてはすごく嬉しかったですね。名目上Aqoursのライバル?好敵手?というか正しく言うなら1期では相見えると同時に一方的に目の敵にしていたのがSaint Snowですが、今まで周りを蹴散らし勝ち上がることに意義があると信じてやまない彼女らが、ファイナリストとなったAqoursに実力を認め敬意を払って1期7〜8話の無礼を詫びるシーンがある・・・というのは、これもまた「2期のテーマであると睨んでいる1期に感じたモヤモヤを長い目で見て修正していく」を感じられて良かった。良かったんですが・・・

 

 

 

うーん。先程の女子高生3人組といい、実力主義Saint Snowが敬意を払う姿といいAqoursはスクールアイドルとして既にかなり高い位置に君臨していて所謂「スターは辛いぜw」的チヤホヤだとは思うんですが、何となく消化不良を感じました。より正確に言うなら、Aqoursに対してまだそんなに崇高な気持ちが入ってないんですよね。

またこれも先代と比較してしまうんですが、μ'sがいた東京・アキバには既に地頭とも言うべきA-RISEというボスが幅を利かせていましたよね。そして2期で、そのA-RISE側から過去の栄は関係なく、μ'sはこの地区の対等なライバルだと認識した上で宣戦布告していました。実際、その折り紙つきの実力を持つA-RISEがインタビューで「この地区(最終)予選は本線に匹敵するレベルの高さ」だと評し、「客観的な敬意」をもってμ'sが今どれ程の注目度を集めているのかを底上げしていましたよね。

 

ですがAqoursは同地区にそういう好敵手が存在せず、淡々と制覇していった印象が強い。誰かお隣さんにライバルがいて、お互いの長所・短所を吸収し合いのし上がる過密な地区のステップではありません。ですがこうも所変われば急激に優遇を受けまくっているとそこに何と言うか、 解釈が追いついてない部分があるのを感じました。3500組以上のスクールアイドルが火花を散らす界隈であることは承知の上ですしファイナリストの言葉の重みはなるべく理解したいところですが、ぶっちゃけファイナリストになれたのもバク転成功出来たからだしね。ま、アニメラブライブ!でそういう火花散らす展開は特に期待してなかったのでこの辺りで。

 

 

 

聖良「理亞も挨拶なさい!理亞‼︎」

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うっわ愛想悪っ・・・。

リアタイ視聴で声に出してツッコんだわ。1期7〜8話で「ツリ目に相応しい性格の女の子やなぁ」なんてオブラートに包んで受け取ってたけどもう言うわ。てめえ流石に無愛想過ぎるぞ。というか単に姉様以外の人とコミュニケーションを嫌う重度のシスコンとしか思えんな・・・

 

旅館の娘で色んな宿泊客を相手してるであろう千歌ちゃんも流石にドン引きするレベル。辛うじて「本番前なので集中している」と汲み取ってます、えらい。愛想笑いして会釈くらいしろとまでは言わん、せめて1期のキャラを一貫して「私たちは、負けない‼︎」みたいな挑戦的な宣戦布告の応酬の一つでもできたんじゃねえのと思いました。好意的に解釈するなら、いつでもどこでも尊敬していた孤高を目指すスタンスの姉が、他の奴らの実力を認めて頭を下げてるなんて許せない・・・みたいな感じでしょうか。不器用が過ぎるなぁ。

何となくギスギスした空気に後味の悪さを感じたのも束の間・・・

 

 

 

 

 

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あちゃー・・・

 

 優勝候補で出来レースかと思われたSaint Snow は本番でまさかの転倒、予選落ちとなってしまいます。本番直前で微妙に姉妹仲に不協和音が聞こえましたが見事に伏線でした。と同時に過去大会で好成績を残す彼女らでさえたった一度の転倒でファイナリストへの道を逃すスクールアイドルの厳しさも目の当たりにしましたね。アニメサンシャイン‼︎においてはやはり色んな人が「夢に敗れる」という凡才のシナリオを紡いでいく運命なのでしょうか。

・・・うん、まあでも無視出来ないからツッコむよ?

 

 

新曲ライブシーン全カットて。

 

全カットて。いや全カットて。転倒で敗退、そこに同情したいんじゃない。転倒した上でそれまでのライブシーンさえも流してもらえない彼女らに同情したいわ。ED見ると「DROP OUT⁉︎」という曲みたいですね。ドロップアウトしてんのはライブシーンやろ。

多くの人は前回の次回予告からずっとホームグラウンド北海道でSaint Snowが多少なりとも掘り下げられると期待してたはずですよ。2期に入ってからというもの、TV電話や携帯の動画というモニター越しの活躍という何とも不遇な扱いにやきもきしてた方も多いはず。なのに本来アイドルにおいて一番大事な部分であるライブシーンがよりにもよって全カットて。それでいてライブ以外のプライベートな姉妹間の所感を掘り下げるって何かあれだな、情熱大陸みたいだな・・・

 

ファイナリスト進出者の壮行会にも姿を見せず、他のグループよりも間近で活動を追っていたAqoursの面々も顔を曇らせます。

善子ちゃんが言うように、Aqoursも一歩間違えばこのような事故を引き起こしファイナリストへの道は閉ざされていました。言わずもがな、千歌ちゃんが継承したバク転アクロバットです。自分はそういう人前に立って何かを披露する経験に乏しいので上手く推し量れませんが、ライブ本番での事故というのは ダイヤさんが言うように過酷で、重くのしかかるものなんでしょう。一度は挫折した彼女が言うのですから説得力が違いますね。何せそれはそのステージに至るまでのレッスンの日々や感情、熱意の積み重ねが、一瞬にして無惨な結果として表され瓦解する瞬間です。ゲームのように簡単に切り替えてコンティニューできるようなものではありません。

そんな痛ましい光景に、いつも以上に顔を曇らせるルビィちゃん

 

 

 

 

 

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あー、うーん・・・

 

 

 

 

HAKODATE観光でとにかく食べまくる花丸ちゃん。厚着しまくって力士みたいな体型と声になり、ドシンドシンと巨体なSEで「のしかかり」を食らわせるシーンカットが2つもあったのも含め、この8話の花丸ちゃんはかなり直接的にふくよかで大食いな印象付け「だけ」が露骨になされていたことに一部の方々同様自分も引いた目で見てました。Aqoursに入ってからほんとよく食べるようになりましたね。思えばTOKYO観光した時もバックトゥザぴよこ饅頭食べまくってました。

別によく食べるのは良いんですよ。いっぱい食べる君が好き。ただね、

 

 

 

 

って感じです。Twitterに全部書いてた。電撃G's由来の「本の虫でとっても良い子の寺っ娘」成分を大事にしたい人にとっては残念だったかなと。何より、この回の主役であるルビィちゃんがいつもより大人しく切ない顔をしているのにそんな彼女のもう一人の心の支えであった花丸ちゃんが無神経に食ってばかりいたと受け取られかねないのは、何つーか、憤りたいわけじゃなく悲しいなって。

しかしこれに関してはルビィちゃんの大親友だからこそ、彼女が一人で立ち上がりたいと思った時にこそ信頼して静観していたと解釈されてる方もいて。正直、花丸ちゃん推しではなかったので微妙な心境です。8話で挽回できるといいね。

 

 

キャプは貼らないですがリアル函館の景色が多数あって「聖地巡礼」スポットが増えましたねー‼︎五稜郭五稜郭タワー茶房  菊泉さん・・・でしたっけ。ラッキーピエロというのは地元では有名なハンバーガーチェーン店だそう。ファンの足を最北端の地に運ばせやがって・・・‼︎この放送当時(2017年11月現在)は冬にさしかかり、これから冬本番で過酷になるであろうその地は流石にいざ鎌倉ならぬいざHAKODATEとばかりに行けないでしょうしその手のオタク様にはもどかしい限りでしょう。

 

あ、果南ちゃんのビビリについては思い出すと腹が立ってそれだけで記事が一本書ける勢いになるのでスルーしまーす。ああいうのを悪改変っていうんだ。花丸ちゃんファンの方の気持ちが分かった気がする。

 

 

 

 

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たまたま立ち寄った茶屋でSaint Snowにまさかの遭遇。ほんとにすげえ偶然だな。これ何、スタンド使い同士は引かれ合う的な・・・?

実家が茶屋ってまた某主人公に当たらずも遠からず・・・ですが何だこのフリフリメイド⁉︎

Aパートの最後で店員が現れない店内を物色しながら実家の方の部屋まで侵入するルビィちゃんにツッコミ全振りしてたんですがそれすらも吹き飛びましたよ。こんな辺境の地で何やってんのこいつら・・・

親の趣味なの?

 

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イwwwンwwwスwwwタwww女www子www

 

 

 

 

 

 

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「食べたらさっさと出てって!」

 

うっわぁ愛想悪っ‼︎(2回目)

てめえ個人の心象は好きにしたらいいけどてめえ今はフリフリメイドの店員だろうが。

て!ん!い!ん!接客!!!ルビィちゃんのずけずけ侵入もですがこの辺姉貴の教育足りてねえぞしっかりしろ。まあメイド服姿といい、ツンデレ接客のツン100%なのだと考えればブレンド・Sのスティーレット感を感じなくはないですが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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理亞ちゃんと接近したことで、彼女が姉様以外の人を突っぱねる心の奥底にとても大切な感情が隠れているのを察知したルビィちゃん。いつもは甘えんぼで弱気なルビィちゃんが、いつもと違う表情を見せていることに気付き寄り添うダイヤさん

 

ここから後のシーンが全て神がかって良かった。

 

最高。ほんと、最高だった。俺が観たいアニメラブライブ!をど直球でぶち抜いてくれました。

 

 

 

 

黒澤ルビィって、どんな女の子だったでしょうか。

 

 

 

スクールアイドルになりたかった女の子?半分正解です。彼女はずっとスクールアイドルに憧れを抱いていました。しかし千歌ちゃんが(勝手に)スクールアイドル部を設立しても、彼女が入ったのは少し後になりました。何故か?

「お姉ちゃんが嫌いなもの、好きでいられないよ」と彼女は言いました。自分、初見時この発言に軽い衝撃を受けたんですよね。こんなこと言える女の子がいるのかって。自分の気持ちを後回しにして、大好きな人を慮るのを優先できる女の子がいるのかって。

 

そう、彼女はスクールアイドルと同じくらい、姉のダイヤさんのことが大好きなんですよ。そしてそんな大好きなもの同士がくっついた、「お姉ちゃんと一緒にスクールアイドルになる」ことをずっと夢見てきました。それはもう、ずっと前から。自作でμ'sの衣装を真似て、μ'sの歌や振り付けを姉とコピーするまで。

ですが彼女の知らないところで、いつしか大好きなお姉ちゃんはスクールアイドルを遠ざけ始めました(この辺りを「弾圧」と表現されてる方多いですが、あまり良い印象を抱かないので自分は「敬遠」と表現します)。人の気持ちを自分と同じように、あるいはそれ以上に慮り大切に抱えようとするルビィちゃんには辛かったでしょう。いたいけな彼女には、人生の一部を閉ざされた感覚だったかもしれません。

けれど彼女は花丸ちゃんの支えと共に、その人生を力強く踏みしめました。

自分はどうしたいか。

何をしたいのか。

一生懸命考えて、自身の心と向き合い、前に押し出した。ちっちゃな彼女のちっちゃなハートにある、精一杯の勇気を出して。

ルビィちゃんダイヤさんの目には見えないところでキチンと成長し、自立しました。だからこそ、スクールアイドル黒澤ルビィが兼ねてから抱いていたダイヤお姉ちゃんとのスクールアイドルをやりたい」とずっと願い、そして今その夢の日々が叶っている。

 

だけど、ふと気がつくと季節は冬。見事ラブライブ大会は決勝大会進出、でもそれは裏を返せばこの一度きりのチャンスももうすぐ終わりを迎えるということ。ルビィちゃんはそれを前回から強調させてきてましたね。

何年間も何年間もアイドル衣装作りを手伝いながら日々を積み重ねてやっと念願叶ったAqoursの日々は、あまりにも儚く、短い。だから自分の想いを前面に押し出せるように成長した彼女は言います。

 

「ルビィを、置いていかないで…」

 

ワガママですよ。無い物ねだりです。どうすることもできない、どうしようもない感情です。でもそんな甘えんぼの彼女の本心を、こうして大好きなダイヤお姉ちゃんに向かって口に出せることこそが、何よりの彼女の成長の証です。

 

もっとお姉ちゃんと同じ時間を過ごしたい。

息切れを、汗を、生の「生」を直に感じてたい。

だって夢心地で終わりたくないから。

終わってほしくない。

せっかく背中に触れられる距離に行けたのに、また背中を追うのはイヤだ。

・・・成長とは言いますが、彼女の本質は変わってないと思うんですよ。ルビィちゃんの本質は、大好きな人の気持ちとずっと寄り添いたい。そんな甘えたな気持ちから来ています。

 

だからそんな気持ちを感じ取ったダイヤさんも、同じく本心を優しく語ります。

 

「大きくなりましたわね。それに、とても美人になりました。」

 

かわいいでちゅね〜、なんて一期10話で(姉妹コントで)頭を撫でていた女の子では最早ありません。可愛いではなく、美人と形容したダイヤさんの心中がいかに妹の成長が嬉しいものか分かります。

 

「わたくしは十分満足していますわ。」

「そして何よりルビィと一緒にスクールアイドルをすることができた…」

ここ、名演技ですよね。喜びや嬉しさに打ち震えて声までもが微妙に震えてるんですよ。

 

 

 

 

 

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ダイヤさんも、ルビィちゃんのスクールアイドルを最初から妨害しようとしていた訳じゃないんですよ。ただ、彼女は愛する妹を守りたかった。

いたいけな妹を、いたいけだと思っていたから。

いつまでも甘えんぼで、前を歩く自分の後ろをちょこちょこ付いてきて。

弱気で内気で、自分の気持ちをいつまでも後回しにしちゃう落ちこぼれな不肖の妹だと思っていたから。

だけどダイヤさんの知らないところで、彼女は羽ばたきの時を迎えていた。だから今、こうして姉妹揃ってAqoursを、スクールアイドルをしている。姉にとって、こんな嬉しいことはありません。

 

ダイヤさんにとっても今この時間は夢が叶った瞬間。卒業してからの自分や浦女の廃校後のことなんて、未だ考えすら及ばないんです。 ここのシーンでいなくなった卒業後のことを問うたルビィちゃんに対する答え、個人的にすごく良かった。物をはっきり言う彼女には珍しく不明瞭な受け答えですが、それでいいんです。

それぞれの夢や意志を尊重し合える居場所であるAqoursに、μ'sのような絆を一つに強く固めた故の別れの大号泣は似合わない。

 

Aqoursは一人一人が大きさも思いの丈も違う考え方を持った女の子たちの「居場所」です。それ故、廃校にも自分の将来にも、一人の一存を正解とすべきじゃない。ここのダイヤさんは図らずもグッときました。このスタンスが2期の終末をμ'sとどう差別化して描いてくれるのか楽しみですね。

 

 

 

 

 

 

 

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成長、というのは何も過去の自分を丸っきり変えてしまうことではありません。寧ろそれは間違いで、変えられない部分はそのままに、それを前向きに活かすことこそが成長だと自分は思います。変革ではなく改善。

ルビィちゃんの大切な人の気持ちを自分のことのように慮る「変えられない」性格が、理亞ちゃんへのシンパシーに繋がったのでしょう。単身彼女に会いに行くと、うちのお姉ちゃんはこんなにすげえんだぜイキり3本勝負を持ちかけます。っつーかあんまり書くと双方にdisになるから書かんけど黒澤姉妹の存在を知らないと思い込んでたルビィちゃんと、思い込まれてた重度シスコン理亞ちゃんよ。何つーか、色んな意味でもっと人とコミュろうな、2人とも。

 

刺々しい言葉の裏側に、自分と同じお姉ちゃんを大好きに想う気持ちを感じ取ったルビィちゃんは、「姉様と一緒じゃないスクールアイドルの日々なんて無意味」と涙を浮かべる理亞ちゃんに優しく言葉をかけます。

ほんとはまだ怖いけど。

ほんとは不器用なだけなんだよねって。

だから自分が率先してって、焦っちゃったんだよね。

 

「じゃあ、最後にしなければいいんじゃないかな!」

「歌いませんか、一緒に曲を。お姉ちゃんに贈る曲を作って、この光の中で、もう一度!」

 

ああ・・・そうだよ、それがアニメサンシャイン‼︎の「輝き」だよ・・・‼︎

 

 

 

お姉ちゃんはいなくなっちゃう。それはもう変えられない未来。だけど最後じゃない。まだできることはある。

変えられないものをそのままに、それを前向きに活かすこれは最早ルビィちゃんだけの成長ではありません。ここまでの日々を積み重ねてきたにも関わらず、廃校阻止の夢を掴めず失っていくことが不変のものになっても尚まだ出来ることを諦めない、Aqoursの成長でもあります。

 

変わらないもの、変えられないものを受け入れつつ、別の未来を捨てない。可能性だけは捨てない。永遠や、栄誉を勝ち取る先代の話の裏で、負け続け失っていく上で別の可能性を模索するAqoursの姿が感じられて、うんうんと大きく頷けるシーンでした。これが、これがアニメサンシャイン‼︎2期の航路なんだって。

 

 

 

 

 

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きょうだいって、不思議な存在なんですよ。年上が年下を見る時も、その逆も。色んなきょうだいがいて色んな形があるし、その身になってみるとこれが結構煩わしい存在に思っちゃうことも多々あります。きょうだい持ちの方は誰でも経験したことあるはず。

でも、煩わしい、鬱陶しいと思えるのはひっくり返せばそれだけ自分の感情をストレートにぶつけられる誰よりも近しい存在なんですよね。友達よりも、年が近いきょうだいであれば、下手したら親よりも近しいかも。今回、黒澤姉妹鹿角姉妹を見て千歌ちゃんは姉の美渡姉へ抱く気持ちを拙いながらも露わにしました。本人がいないと言えるんですよねこれ。

 

だけどこのシーン挟んでくれてすんげえ嬉しかった。

 

「姉妹観」を強調する名演出ですよ。そうなんです、アニメサンシャイン‼︎にはもう一つ忘れちゃならない姉妹がいるじゃないですか。

 

今までのシーンの数々でご覧の通り、千歌美渡姉妹はしょっちゅう大声で言い合ってる仲です。そりゃもう友達が来ようがどんな場所だろうがギャーギャー言い争って追いかけたり追いかけられたり。

傍から見たら険悪な姉妹関係かもしれません。だけどあれだけ諍いができるのは、お互いのことを物心ついた頃から知り尽くして、感情をそのままぶつけ合った関係だからです。

 

だからこそ心が弱くなった時、挫けそうになった時に、誰よりも安心できる懐を用意できる。寄り添って、支え合うことができる。

千歌ちゃんの言葉はあまり上手く言えてなかったですが、こういうことなんじゃないかなと思います。

 

余談ですが上のツイートの通り、自分も4つ上の姉かいます。今はほぼ別々に暮らしているからこそ分かることですが、一緒に暮らしていた頃はまあ何と言うか、性格的には反りが合わないなぁととことん思い知らされました。ぶっちゃけ、ここは弟の自分の方が優れてると自負できる所とか挙げられますしね。

でも姉には何を隠そうこの深夜アニメカルチャーの居心地の良い世界に引き入れてくれた恩人という意味では感謝してますし、自分には無い持ち前の行動力は敵わないなぁと思います。長所も短所も感情も知り尽くした関係だからこそ、自分が自分のままで幅を利かせて居られる関係なんだよなぁと、後から気付くものなんですよね。

あんまり上手く明文化できないですけどね。きょうだい持ちの方々に伝わればいいかなと。あくまで余談ですし、私 Sunny Roadと姉の関係に限って言えることかもしれませんが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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8話、総合評価は100点満点です。

 

いやあ、紛うことなき神回でした‼︎

黒澤姉妹鹿角姉妹という2つの「姉妹観」は一期で既に散らばせていたもののそれを更に掘り下げていき、今まで繋がりそうで繋がっていなかったルビィちゃんの本懐とそれを受け取った上でダイヤさんの今の本心を暖かく明かしてくれた、素晴らしい姉妹愛を感じる回でした。

視聴者側が一期由来の随所随所のシーンや3話の衣装作りのことで黒澤姉妹の心の繋がりを補完していたのが今回改めて面と向かって言葉や感情を交わしたことで暖かい気持ちになりましたし、北海道を(半ば強引に)舞台にしたことで今までご無沙汰だったSaint  Snow鹿角姉妹もキチンとフォーカスが当てられました。理亞ちゃん相変わらず姉様以外の人を寄せつけませんでしたが、ルビィちゃんブルツインテ

したことで多少なりとも印象持ち直したと自分としては満足かなと。

スクールアイドルとしては不遇極まりないままで同情しっぱなしですが。

 

 

 

後まあ花丸ちゃんの件ですが、とりあえず今回は減点対象にはしません。せっかくの前後編で2話割いてくれてるんだったら、後編見てから判断しても遅くはないかなと。前編でもお口ツルツル善子ちゃんの操縦士を全うしてたり加点ポイントはありましたし。挽回を期待してます。と言っても普段通りにしてりゃ自分はそれで満足なんですよ。今回が露骨過ぎたかなって思うだけなんで。

 

 そんなとこです!いやあ、マジでこれ何回でも観直したいですね。

 

 

 

 

 

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まさかのHAKODATE前後編!次回は「Awaken the power」となかなかオシャレなスタンド名みたいなサブタイですが果たして・・・?

 

 

次回も楽しみです!

 

 

それでは‼︎

 

 

 

 

いとふゆ

 

 

↓2期9話「 Awaken the power」感想&考察↓

 

 

http://sunnyroad.hatenablog.com/entry/2017/12/05/214324